NATSUMI OKUMURA
奥村奈津美
災害時も乗り切れる!防災アナウンサーの停電対策7選(動画あり)
大きな災害が起きると、
ライフラインが寸断される恐れがありますよね。
電気ガス水道通信など、
復旧までに時間がかかります。
その中でも特に困るのが電気、
つまり停電が起きた時ではないでしょうか?
ライフライン | 復旧時間 |
---|---|
停電 | 1週間程度 |
通信 | 2週間程度 |
水道 | 1ヶ月以上 |
ガス | 1〜2ヶ月以上 |
出典:子どもの命と未来を守る! 「防災」新常識 パパ、ママができる!!水害・地震への備え
そこでこの記事では防災アナウンサーおすすめの災害時を乗り切るための停電対策を7つご紹介いたします。
この記事を見ていただき、
大地震が起きても、お家で避難生活が送れるように、
備えて頂けたら幸いです。
動画でも解説しているため、
お好みに合わせてご覧ください。
目次
動画で見る方はこちら
最重要!トイレ・水・カセットコンロ/ボンベは必ず備えておく
前回の記事「自宅が最強の避難場所になる防災アイテム3選」では、
ライフライン代替アイテムとして
「優先順位ランキングベスト3」をご紹介しました。
①トイレ
②水
③カセットコンロ、ボンベ
![](https://natsumiokumura.com/wp-content/uploads/2-4-1024x579.jpg)
以上の3つは優先順位が高いため、
ぜひ備えていただきたいです。
» 前回の記事「自宅が最強の避難場所になる防災アイテム3選」はこちら
この3つは必ず備えた上で
停電対策も進めていきましょう。
防災アナウンサーが実際に行なっている停電対策7選
①ヘッドライト
②停電しない電球
③ランタン
④ポータブル電源
⑤ソーラーパネル
⑥スマホ充電アダプター
⑦冷凍庫にペットボトル
停電対策その①ヘッドライト
![](https://natsumiokumura.com/wp-content/uploads/3-6-1024x582.jpg)
まず1つ目は「ヘッドライト」です。
我が家では、枕の下にヘッドライトを挟んで寝ています。
寝ている時に地震が起きると
暗闇で慌てて動いてしまい、怪我をする恐れもあります。
そのため我が家では枕の下に
1人1つずつヘッドライトを置いて寝ています。
4歳の息子も、小さい頃からヘッドライトが身近だったため
自分で1人で付けられるようになりました。
停電対策その②電球
![](https://natsumiokumura.com/wp-content/uploads/4-6-1024x580.jpg)
2つ目は「電球」です。
第二弾の記事でもご紹介しました、
「停電しない電球」がおすすめです。
電球を取り外すと、懐中電灯として使えます。
![](https://natsumiokumura.com/wp-content/uploads/5-5-1024x579.jpg)
» 第二弾の記事「照明器具は停電しない電球がおすすめ」はこちら
懐中電灯として使える理由は
電球の中に蓄電するよう備わっているからです。
停電すると2~3秒後、自動的に
停電モードに切り替わります。
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内蔵バッテリーにより明かりを灯し続け、
ボタンで押せたり、根本部分を伸ばしたりして
懐中電灯として使うことが可能です。
つねに充電している状態のため
充電切れの心配はなく
突然の停電で真っ暗ななか移動し
ケガをする恐れもなくなります。
我が家ではリビングや廊下、寝室を
停電しない電球に切り替えています。
停電対策その③ランタン
![](https://natsumiokumura.com/wp-content/uploads/7-4-1024x580.jpg)
3つ目におすすめするのは「ランタン」です。
懐中電灯を使う場合、
片手がふさがってしまいますが
ランタンの場合は机の上に置くだけで
部屋全体を明るくしてくれます。
我が家のランタンは乾電池式のものや
充電式のものを混ぜて備えています。
停電対策その④ポータブル電源
![](https://natsumiokumura.com/wp-content/uploads/8-5-1024x586.jpg)
4つ目は「ポータブル電源」です。
とてもコンパクトですが、
スマホの場合14回充電できたり
電気毛布だと4時間ほど使えたりします。
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私が持っているものは小さなタイプですが
容量を増やすことで使える時間が増え、
電気機器を使うことも増やせます。
災害時に自宅でどんな家電が使えたらいいのか
考えて頂いたうえ、
ポータブル電源を選んでください。
停電対策その⑤ソーラーパネル
![](https://natsumiokumura.com/wp-content/uploads/10-3-1024x584.jpg)
5つ目は「ソーラーパネル」です。
今回ご紹介するソーラーパネルとは、
持ち運びできる太陽光発電のことです。
上記でご紹介した「ポータブル発電」と
同じメーカーのものを使っていまして、
ソーラーパネルで発電した電気を
ポータブル電源に蓄電できます。
使い方は、
ソーラーパネルの中にあるコードを出し、
ポータブル電源と繋げます。
次にソーラーパネルを窓の方に向けて
発電するとポータブル電源に蓄電されます。
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![](https://natsumiokumura.com/wp-content/uploads/12-3-1024x584.jpg)
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災害時でも晴れてる日であれば
電気を生み出すことが可能です。
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ポータブル電源で充電しても
使い切ってしまったら
電気を作るものがないと
家電は使えなくなり困ってしまいます。
ぜひ、ポータブル電源を購入する際には
ソーラーパネルもセットで購入してください。
停電対策その⑥スマホ充電アダプター
![](https://natsumiokumura.com/wp-content/uploads/15-4-1024x588.jpg)
6つ目は「スマホ充電アダプター」です。
電動自転車のバッテリーを
スマホ充電に使えるようにするアダプターのことです。
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数千円で購入できるため、
ポータブル電源が予算的に厳しい…という方にもおすすめです。
使い方は簡単です。
自転車からバッテリー部分を取り
スマホ充電アダプターにガチっとはめるだけです。
簡単な操作でスマホなどの充電ができます。
停電対策その⑦暑さ対策にペットボトル
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最後にご紹介するのは「暑さ対策」です。
もし停電した時期が夏場だった場合、
エアコンが使えないとなると
熱中症になってしまう恐れがあります。
奥村家では冷凍庫のなかで
水の入ったペットボトルを凍らせたものを常備しています。
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冷凍庫というのは物がたくさん詰まっているほうが
保冷剤と同じ役割をするため
温度が上がりにくく中のものを冷たく保てます。
取り出して身体を冷やすことにも使えます。
溶けた場合でも水分補給もできます。
ぜひ夏場は冷蔵庫にペットボトルを
凍らせておいてください。
冷蔵庫には経口補水液ゼリー
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冷蔵庫のなかには、経口補水液の
ゼリータイプを備蓄しています。
数年前、熱中症になった際
水分を飲むことができなくなり
唯一、摂取できたのがゼリー状の飲料でした。
そのため冷蔵庫のなかに備蓄しています。
災害時以外にも子どもが胃腸炎などで
嘔吐してしまって脱水症状にならないようにも
経口補水液のゼリーは活躍します。
充電式の扇風機も備蓄しよう
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熱中症対策は「水」と「風」が大切になります。
水分だけでなく、充電式の扇風機は用意していますか?
普段から積極的に使い、
充電式・乾電池式であれば災害時でも使えます。
もしポータブル電源があれば
コンセントに差すタイプの扇風機も使用できます。
まとめ
今回は我が家の停電対策を7つご紹介しました。
①ヘッドライト
②停電しない電球
③ランタン
④ポータブル電源
⑤ソーラーパネル
⑥スマホ充電アダプター
⑦暑さ対策にペットボトル
あなたの家に
何個あるか数えてみてくださいね。
今回も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
次回は、「我が家の食糧備蓄」について
お伝えしていきます!
また次回の記事でお会いしましょう。