NATSUMI OKUMURA

奥村奈津美

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災害時も乗り切れる!防災アナウンサーの停電対策7選(動画あり)

By Published On: 2023年9月20日Categories: 防災YouTube1.1 min read

大きな災害が起きると、
ライフラインが寸断される恐れがありますよね。

電気ガス水道通信など、
復旧までに時間がかかります。

その中でも特に困るのが電気、
つまり停電が起きた時
ではないでしょうか?

ライフライン復旧時間
停電1週間程度
通信2週間程度
水道1ヶ月以上
ガス1〜2ヶ月以上
災害時に停電が発生すると、復旧するまで1週間程度かかると言われています
出典:子どもの命と未来を守る! 「防災」新常識 パパ、ママができる!!水害・地震への備え

そこでこの記事では防災アナウンサーおすすめの災害時を乗り切るための停電対策を7つご紹介いたします。

この記事を見ていただき、
大地震が起きても、お家で避難生活が送れるように、
備えて頂けたら幸いです。

動画でも解説しているため、
お好みに合わせてご覧ください。


目次


動画で見る方はこちら

最重要!トイレ・水・カセットコンロ/ボンベは必ず備えておく

前回の記事「自宅が最強の避難場所になる防災アイテム3選」では、
ライフライン代替アイテムとして
優先順位ランキングベスト3」をご紹介しました。

①トイレ
②水
③カセットコンロ、ボンベ

以上の3つは優先順位が高いため、
ぜひ備えていただきたいです。

» 前回の記事「自宅が最強の避難場所になる防災アイテム3選」はこちら

この3つは必ず備えた上で
停電対策も進めていきましょう。

防災アナウンサーが実際に行なっている停電対策7選

①ヘッドライト
②停電しない電球
③ランタン
④ポータブル電源
⑤ソーラーパネル
⑥スマホ充電アダプター
⑦冷凍庫にペットボトル

停電対策その①ヘッドライト

まず1つ目は「ヘッドライト」です。

我が家では、枕の下にヘッドライトを挟んで寝ています。

寝ている時に地震が起きると
暗闇で慌てて動いてしまい、怪我をする恐れもあります。

そのため我が家では枕の下に
1人1つずつヘッドライトを置いて寝ています。

4歳の息子も、小さい頃からヘッドライトが身近だったため
自分で1人で付けられるようになりました。

停電対策その②電球

2つ目は「電球」です。

第二弾の記事でもご紹介しました、
停電しない電球」がおすすめです。

電球を取り外すと、懐中電灯として使えます。

» 第二弾の記事「照明器具は停電しない電球がおすすめ」はこちら

懐中電灯として使える理由は
電球の中に蓄電するよう備わっているからです。

停電すると2~3秒後、自動的に
停電モードに切り替わります。

内蔵バッテリーにより明かりを灯し続け、
ボタンで押せたり、根本部分を伸ばしたりして
懐中電灯として使うことが可能です。

つねに充電している状態のため
充電切れの心配はなく
突然の停電で真っ暗ななか移動し
ケガをする恐れもなくなります。

我が家ではリビングや廊下、寝室を
停電しない電球に切り替えています。

停電対策その③ランタン

3つ目におすすめするのは「ランタン」です。

懐中電灯を使う場合、
片手がふさがってしまいますが
ランタンの場合は机の上に置くだけで
部屋全体を明るくしてくれます。

我が家のランタンは乾電池式のものや
充電式のものを混ぜて備えています。

停電対策その④ポータブル電源

4つ目は「ポータブル電源」です。

とてもコンパクトですが、
スマホの場合14回充電できたり
電気毛布だと4時間ほど使えたりします。

私が持っているものは小さなタイプですが
容量を増やすことで使える時間が増え、
電気機器を使うことも増やせます。

災害時に自宅でどんな家電が使えたらいいのか
考えて頂いたうえ、
ポータブル電源を選んでください。

停電対策その⑤ソーラーパネル

5つ目は「ソーラーパネル」です。

今回ご紹介するソーラーパネルとは、
持ち運びできる太陽光発電のことです。

上記でご紹介した「ポータブル発電」と
同じメーカーのものを使っていまして、
ソーラーパネルで発電した電気を
ポータブル電源に蓄電できます。

使い方は、
ソーラーパネルの中にあるコードを出し、
ポータブル電源と繋げます。
次にソーラーパネルを窓の方に向けて
発電するとポータブル電源に蓄電されます。

災害時でも晴れてる日であれば
電気を生み出すことが可能です。

ポータブル電源で充電しても
使い切ってしまったら
電気を作るものがないと
家電は使えなくなり困ってしまいます。

ぜひ、ポータブル電源を購入する際には
ソーラーパネルもセットで購入してください。

停電対策その⑥スマホ充電アダプター

6つ目は「スマホ充電アダプター」です。

電動自転車のバッテリーを
スマホ充電に使えるようにするアダプターのことです。

数千円で購入できるため、
ポータブル電源が予算的に厳しい…という方にもおすすめです。

使い方は簡単です。
自転車からバッテリー部分を取り
スマホ充電アダプターにガチっとはめるだけです。
簡単な操作でスマホなどの充電ができます。

停電対策その⑦暑さ対策にペットボトル

最後にご紹介するのは「暑さ対策」です。

もし停電した時期が夏場だった場合、
エアコンが使えないとなると
熱中症になってしまう恐れがあります。

奥村家では冷凍庫のなかで
水の入ったペットボトルを凍らせたものを常備しています。

冷凍庫というのは物がたくさん詰まっているほうが
保冷剤と同じ役割をするため
温度が上がりにくく中のものを冷たく保てます。

取り出して身体を冷やすことにも使えます。
溶けた場合でも水分補給もできます。

ぜひ夏場は冷蔵庫にペットボトルを
凍らせておいてください。

冷蔵庫には経口補水液ゼリー

冷蔵庫のなかには、経口補水液の
ゼリータイプを備蓄しています。

数年前、熱中症になった際
水分を飲むことができなくなり
唯一、摂取できたのがゼリー状の飲料でした。
そのため冷蔵庫のなかに備蓄しています。

災害時以外にも子どもが胃腸炎などで
嘔吐してしまって脱水症状にならないようにも
経口補水液のゼリーは活躍します。

充電式の扇風機も備蓄しよう

熱中症対策は「水」と「風」が大切になります。

水分だけでなく、充電式の扇風機は用意していますか?
普段から積極的に使い、
充電式・乾電池式であれば災害時でも使えます。

もしポータブル電源があれば
コンセントに差すタイプの扇風機も使用できます。

まとめ

今回は我が家の停電対策を7つご紹介しました。

①ヘッドライト
②停電しない電球
③ランタン
④ポータブル電源
⑤ソーラーパネル
⑥スマホ充電アダプター
⑦暑さ対策にペットボトル

あなたの家に
何個あるか数えてみてくださいね。

今回も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

次回は、「我が家の食糧備蓄」について
お伝えしていきます!

また次回の記事でお会いしましょう。

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