NATSUMI OKUMURA

奥村奈津美

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【防災アナウンサーが解説】防災リュックに入れるマストアイテム5選(動画あり)

By Published On: 2023年10月1日Categories: 防災YouTube1.1 min read

防災リュックには何を入れたらいいの?と悩んでいませんか?

この記事では「防災リュックに入れるマストアイテム」を5つ、優先順位が高いものから順にご紹介します。

後には市販のリュックには絶対に入っていないものを
ご紹介しています。

ぜひ最後まで記事を見て一緒に備えていきましょう!


目次


動画で見る方はこちら

前編

後編

防災リュックマストアイテム5選

①SOSカード
②情報収集カード
③感染症対策グッズ
④水、食料
⑤体の一部となるもの

①SOSカード

家族の安否確認に欠かせない情報を
1枚のカードにまとめたものです。

災害時、一緒にいたとしても
避難途中ではぐれてしまう可能性もあります。

家族が離れ離れになってしまうことも想定して
防災リュックは1人一つ作って欲しいです。

万が一に備えて、
お子さんのリュックにも自分のリュックにも
SOSカードを入れておいてください。

SOSカードの作り方

SOSカードの作り方は
家族写真の裏などを活用して
連絡先を書きましょう。

詳しい作り方については
SOSの作り方をご紹介している記事があるので
そちらを参考にしてください。

» SOSカードの作り方はこちら

②情報収集アイテム

安否確認や情報収集のためのスマートフォンの予備バッテリーやケーブル、
スマートフォンが使えない時を想定したラジオ、

あとは何かメモをするとき用のメモ帳とペンもあるとよいでしょう。

ガムテープを持ち運びやすいようにまとめてコンパクトにしたものも
書き置きするときに使えます。

マジックペンとセットで用意しましょう。

必須アイテム理由・補足
モバイルバッテリー、ケーブルたまに入れ替えて充電が切れないようにする
ラジオ、イヤホンスマートフォンが使えなくなることも想定し、ラジオも用意する
避難所では音が出せないため、イヤホンもセットで用意する
メモ帳、ペン
ガムテープとマジックペン
書き置きするときなどに使える
情報収集したことをメモしたり、誰かに伝言したりするためにも用意する
安否確認や情報収集のための必須アイテム一覧

③感染症対策グッズ

3つ目は感染症対策グッズです。

コロナは落ち着いてきましたが、
インフルエンザやノロウイルスなど、
災害時は様々な感染症の懸念が高まります。

マストアイテムは

  • マスク
  • 消毒液
  • 使い捨て手袋(汚れたものを触るときも)
  • 歯磨きセット
  • 体温計

歯科医の方に伺ったところ、うがいができなくても
ブラッシングするだけでも効果があるとのことでした。
拭き取りタイプもありますが、
歯ブラシの方が良いそうです。

他にも口の中をさっぱりさせるためには
シートや液体タイプなどもあってもいいかもしれません。

④水、食料

水は500mlのペットボトルがおすすめです。

衛生的にも飲み切れるサイズがいいですね。

リュックに入れる本数は
自分が背負える重さにとどめることです。

食べ物はその場でパッと
食べられるものにしましょう。
災害時はバタバタしてしまい
調理をする余裕はありません。

アルファ化米も水で戻すと
1時間かかるため、パッと食べられるものがおすすめです。

私が入れているのは
「Vエイドパン」と「備蓄おにぎり」です。
それぞれ2つずつ入れています。

» 関連記事「子どもも絶賛!本当に美味しい非常食・備蓄品を厳選紹介/災害時の食事のポイントも解説」

⑤体の一部となるもの

優先順位が最も高いものは、体の一部となるものです。
生きていくために必要なものは
一人一人違うので、市販の防災リュックには絶対入っていません。

そのため、必ず入れておきましょう!

  • メガネ
  • 補聴器
  • 入れ歯
  • 薬(お薬手帳)
  • オムツ
  • 生理用品

以上の「命に直結するもの
これがないと生活できないもの」は
必ず入れておきましょう。

他にも排泄物も体の中から出てくるので、
オムツや生理用品、トイレットペーパーなども
入れておくと安心ですね。

トイレットペーパーに紐を付ける

なぜトイレットペーパーに紐を付けるのかというと
仮設トイレには置く場所が無いですよね。

しかし事前に斜めがけしておけば、
トイレットペーパーは汚れることなく使えます。

紐は何かと役立つのでぜひ入れておいてください。

また他にも簡易トイレセットや
目隠しポンチョも入れています。

タオルや着替えも忘れずに

避難所で支援活動をしているときに
タオルも持っていない人が多いなと感じました
入れておけば体を拭くこともでき、
布団代わりにかけることもできるため
大きめのものを入れておくと安心です。

他にも着替えもワンセット入れています。
濡れたまま放置しておくと
低体温症の恐れもあります。
洋服も体の一部になるため、ぜひ入れてください。

まとめ

防災リュックの中に「あったらいいな」と感じるものは
色々出てくると思います。

しかし1番大切なのは「走って逃げられる重さ」にすることです。
発災直後に持ち出す防災リュックは
今回ご紹介した5つのセットしか入らないかと思います。

防災リュックを持ち出すよりも命を守ることが大事

そのため走って逃げられる重さ、
かつ避難途中にも命を守れるような装備が大切です。

前回の記事もぜひ参考にしてください。

» 前回の記事「【防災アナウンサーが解説】防災リュックを作るときに必ずやってほしい4つ」はこちら

また、避難先で命をつなげるように
無くては命がつなげないもの
体の一部になるものは必ず入れてください。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

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