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奥村奈津美

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子どもも絶賛!本当に美味しい非常食・備蓄品を厳選紹介/災害時の食事のポイントも解説(動画あり)

By Published On: 2023年9月21日Categories: 防災YouTube1 min read

こんにちは。

子どもの命を守る!パパ・ママができる「おうち防災」を発信している
防災アナウンサーの奥村奈津美です。

今回は災害時に備えた『食料備蓄』についてお伝えしていきます。

食糧備蓄と聞くと、「なにか特別なものを購入しなくては…」と
思う方も多いのではないでしょうか。

  • 特別なものは必要?
  • 大量に備蓄できない

1週間分も備蓄できない…と不安に思っている方も
ご安心ください。

今回の記事を見ることで、
不安が解消されるのではないかと思います。

我が家の備蓄もお見せしながら、
備蓄方法ややり方を解説していきますので
ぜひ今日から備えていただければと思います。

また記事の最後では息子も大好きな、
お子さんにおすすめの非常食もご紹介しているので
ぜひ最後までお読みください。


目次


動画で見る方はこちら

東日本大震災の時、非常食を美味しいと思えなかった…

東日本大震災の時、
仙台の放送局でアナウンサーをしておりました。

地震が起こったときは自宅マンションで被災したのですが、
その後、取材をして会社に戻ると
デスクの上に乾パンとお水が置いてありました。

少し食べたのですが、正直なところ
積極的に食べたいと思えませんでした。

また、「アルファ化米」を水で戻して食べましたが、
やっぱり食欲は湧かなかったんです。

もちろん当時はそんなことを
言っている場合じゃないのですが、
痛感したのは非常食だけでなく
普段、日常で食べている食事ができるよう
備えておくことが大事だと気づきました。

そんなとき、別の部署の方が炊き出しをしてくれて
おにぎりと温かいお味噌汁を頂いた時
涙が出るほど美味しくて、
心の底から元気が沸いたのを
今でも鮮明に覚えています。

災害時こそ、普段食べているものが最高の非常食になる
ということを実感しました。

カセットコンロ、ガスボンベ、水は備蓄

前提として食料を備蓄する前に
ライフラインが寸断されても調理できるように、
カセットコンロとボンベ、水は絶対に備えておいてください。

こちらに関しては「【超厳選】防災アナウンサーおすすめ!自宅が最強の避難場所になる防災アイテム3選」で詳しく解説しています。

災害時の食事のポイント3つ

災害時の食事のポイントは3つあります。

①冷蔵庫の中身から食べる
②洗い物を少なくするためのポリ袋
③ローリングストックを手軽にした「プラ1備蓄」

①冷蔵庫の中身から食べる

ここで、突然ですが
ご自宅の冷蔵庫を開けてみてください

2、3日分くらいの食材が冷蔵庫の中に
入っているのではないでしょうか。

冷蔵庫の中にある
お肉や魚、葉物野菜など、
早く悪くなってしまうものから
どんどん食べていきましょう。

特に夏場はあっという間に悪くなってしまうので
早めに食べることが大切です。

東日本大震災の時、
仙台で在宅避難された方に
取材させて頂いたのですが
冷凍の唐揚げとご飯で雑炊を作り、
食べてみたところ凄くおいしかったとを
お話されていました。

冷凍食品も電子レンジを使わなくても
調理する方法はあります。

例えば鍋などにいれていただくと
一緒に食べられる食品もあると思います。

②洗い物を少なくするためのポリ袋

調理する時に洗い物を少なくするために
ポリ袋があると便利です。

調理用の加熱しても大丈夫なポリ袋もあるので
ぜひ活用してみてください。

加熱しても大丈夫なポリ袋を使うと
ご飯が炊けたり、煮物やカレーなどが作れたりします。

被災した時、手際よく作れるように

✔普段の食事にポリ袋を活用する
✔出来上がったら袋のまま食べてみる
✔レシピを紙で保存しておく

など、日常的に活用することをおすすめします。

また他にも

  • ラップ
  • アルミホイル
  • ビニール手袋
  • ウェットティッシュ

なども常備しておきましょう。

いざという時に役立ちますよ。

③ローリングストックを手軽にした「プラ1備蓄」

プラ1備蓄とは、
賞味期限を切らさないで備蓄できる方法のことです。

ローリングストックをもっと簡単にしたもので、
賞味期限が切れることなく備蓄できるものです。

同じものを2個買って、
1個使ったらもう1個購入すると
家の中でその商品が0になることがないようにする方法です。

常温で長期保存できるものを中心に購入しましょう。

この「プラ1備蓄」をするときのポイントは
賞味期限が切れない内に
食べきれるものを選ぶということです。

以前カップラーメンなど
プラ1備蓄をやってみたのですが
普段食べないので2個目を食べるときに
賞味期限が切れてしまい
我が家では備蓄に向いていませんでした。

各ご家庭によって普段食べているものは
全く違うと思います。
常温で長期保存できる商品は種類も多いため
それぞれのご家庭に合った物を選んでください。

我が家のプラ1備蓄!ヘビロテメンバーを紹介

  • 炭水化物
  • タンパク質、ビタミン、ミネラル

チーム炭水化物

まずは炭水化物からご紹介していきます。

我が家では、炭水化物は

  • お米
  • 春雨
  • パスタ、乾麺
  • 切り餅
  • 息子が好きなホットケーキ

使用頻度がもっとも高いものは「お米」。
5キロで朝昼晩、食べて10日くらいは持つイメージですが
「プラ1備蓄」として5kgをもう1袋備蓄しています。

お米も1袋使い終わったら
新しいものを1袋買ってきます。

おすすめは無洗米です。
栄養価はほとんど変わりませんし、
少ないお水でお米を研ぐことができるため
無洗米を活用しています。

そして息子が大好きなホットケーキも備蓄しています。
我が家では「プラ2備蓄」になっていますが
ストックが残り1袋でなくなったら
新しいものを買うようにしています。

ご家族の人数が多かったりすると
「プラ1備蓄」では足りないものもあると思うので、
「プラ2」「プラ3」とご家庭にあった数
合わせて備蓄してみてください。

チームタンパク質・ビタミン・ミネラル

我が家で備蓄しているものは、

  • トマトピューレ
  • ひじき、わかめ
  • 蒸し大豆
  • ツナやコーン缶
  • もずくスープ
  • 子どもが好きなレトルトカレー

などです。

ビタミンミネラルなどに
パウチのひじきや乾物
コーンの缶詰などを備蓄しています。

他にも、調味料もプラ1備蓄しているので、
なくて困ることはありません。

特にお子さんは
普段食べているものでないと
食べないことが多いと思います。

お菓子なども
多めに購入しておくことをおすすめします。

我が家は小魚とか乾燥芋とかを普段からオヤツに出しています。

また飲み物も常温保存できるものはたくさんあるので
お子さんが好きな野菜ジュースなどは
箱買いすると良いですね。

お子様にオススメの非常食2選

災害発生直後は
調理する余裕がなかったり
余震もあったりして落ち着かないと思います。

そんなときのために非常食も用意していて、
防災リュックの中に入れています。

非常食の選び方のポイントは
事前に食べてみて
お子さんが食べるかチェックすることです。

商品によっては塩分が多かったり
普段食べている味と違ったりで
お子さんが全く食べないということもあります。

うちの息子はアルファ化米や
レトルトの非常食は全く食べてくれませんでした。

そのため非常食を購入したら、
実際に食べてみることをおすすめします。

味を確かめたうえで
備蓄していただければと思います。

息子がパクパク食べてくれたもので
無添加の長期保存食を2つご紹介します。

①Vエイドパン

ます1つ目はVエイドパンです。
ビーガン対応アレルギー対応で
優しいパンになっています。

アレルゲン25品目フリーなので
アレルギーの方でも安心して食べていただけると思います。

また無添加、食品添加物も不使用なので
お子さんにとっても安心です。

味も色々あり、プレーンや小豆がゴロゴロ入ったものなどあり、
パン自体も大きいので食べ応えがあります。

日常的にも食べていて、
朝食のパンを買い忘れた時も重宝しています。

②備蓄おにぎり

こちらの商品はなんと、
5年間握りたてのおにぎりが味わえる
世界初の商品です。

袋を開けると握りたてのおにぎりが入っていて、
中の袋を開ければそのまま食べられます

味がついているので、炊き込みご飯のような感覚で
おいしく頂けます。

お水で戻す必要もないので
おすすめの非常食です。

まとめ

今回の記事では、
本当においしい食料備蓄についてお伝えしました。

災害時普段食べているものが最強の非常食
ということで、普段食べているもの
長期保存・常温保存できるものを
「プラ1備蓄」をしてみてください。

ぜひ今日のお買い物から
「プラ1備蓄」を始めてみてはいかがでしょうか。

次回は赤ちゃん家族の備えについて
お伝えしていきます。

それでは、
また次の記事でお会いしましょう。

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