NATSUMI OKUMURA
奥村奈津美
子どもも絶賛!本当に美味しい非常食・備蓄品を厳選紹介/災害時の食事のポイントも解説(動画あり)
こんにちは。
子どもの命を守る!パパ・ママができる「おうち防災」を発信している
防災アナウンサーの奥村奈津美です。
今回は災害時に備えた『食料備蓄』についてお伝えしていきます。
食糧備蓄と聞くと、「なにか特別なものを購入しなくては…」と
思う方も多いのではないでしょうか。
- 特別なものは必要?
- 大量に備蓄できない
1週間分も備蓄できない…と不安に思っている方も
ご安心ください。
今回の記事を見ることで、
不安が解消されるのではないかと思います。
我が家の備蓄もお見せしながら、
備蓄方法ややり方を解説していきますので
ぜひ今日から備えていただければと思います。
また記事の最後では息子も大好きな、
お子さんにおすすめの非常食もご紹介しているので
ぜひ最後までお読みください。
目次
- 動画で見る方はこちら
- 東日本大震災の時、非常食を美味しいと思えなかった…
- カセットコンロ、ガスボンベ、水は備蓄
- 災害時の食事のポイント3つ
- 我が家のプラ1備蓄!ヘビロテメンバーを紹介
- お子様にオススメの非常食2選
- まとめ
動画で見る方はこちら
東日本大震災の時、非常食を美味しいと思えなかった…
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東日本大震災の時、
仙台の放送局でアナウンサーをしておりました。
地震が起こったときは自宅マンションで被災したのですが、
その後、取材をして会社に戻ると
デスクの上に乾パンとお水が置いてありました。
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少し食べたのですが、正直なところ
積極的に食べたいと思えませんでした。
また、「アルファ化米」を水で戻して食べましたが、
やっぱり食欲は湧かなかったんです。
もちろん当時はそんなことを
言っている場合じゃないのですが、
痛感したのは非常食だけでなく
普段、日常で食べている食事ができるよう
備えておくことが大事だと気づきました。
そんなとき、別の部署の方が炊き出しをしてくれて
おにぎりと温かいお味噌汁を頂いた時
涙が出るほど美味しくて、
心の底から元気が沸いたのを
今でも鮮明に覚えています。
「災害時こそ、普段食べているものが最高の非常食になる」
ということを実感しました。
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カセットコンロ、ガスボンベ、水は備蓄
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前提として食料を備蓄する前に
ライフラインが寸断されても調理できるように、
カセットコンロとボンベ、水は絶対に備えておいてください。
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こちらに関しては「【超厳選】防災アナウンサーおすすめ!自宅が最強の避難場所になる防災アイテム3選」で詳しく解説しています。
災害時の食事のポイント3つ
災害時の食事のポイントは3つあります。
①冷蔵庫の中身から食べる
②洗い物を少なくするためのポリ袋
③ローリングストックを手軽にした「プラ1備蓄」
①冷蔵庫の中身から食べる
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ここで、突然ですが
ご自宅の冷蔵庫を開けてみてください。
2、3日分くらいの食材が冷蔵庫の中に
入っているのではないでしょうか。
冷蔵庫の中にある
お肉や魚、葉物野菜など、
早く悪くなってしまうものから
どんどん食べていきましょう。
特に夏場はあっという間に悪くなってしまうので
早めに食べることが大切です。
東日本大震災の時、
仙台で在宅避難された方に
取材させて頂いたのですが
冷凍の唐揚げとご飯で雑炊を作り、
食べてみたところ凄くおいしかったとを
お話されていました。
冷凍食品も電子レンジを使わなくても
調理する方法はあります。
例えば鍋などにいれていただくと
一緒に食べられる食品もあると思います。
②洗い物を少なくするためのポリ袋
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調理する時に洗い物を少なくするために
ポリ袋があると便利です。
調理用の加熱しても大丈夫なポリ袋もあるので
ぜひ活用してみてください。
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加熱しても大丈夫なポリ袋を使うと
ご飯が炊けたり、煮物やカレーなどが作れたりします。
被災した時、手際よく作れるように
✔普段の食事にポリ袋を活用する
✔出来上がったら袋のまま食べてみる
✔レシピを紙で保存しておく
など、日常的に活用することをおすすめします。
また他にも
- ラップ
- アルミホイル
- ビニール手袋
- ウェットティッシュ
なども常備しておきましょう。
いざという時に役立ちますよ。
③ローリングストックを手軽にした「プラ1備蓄」
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プラ1備蓄とは、
賞味期限を切らさないで備蓄できる方法のことです。
ローリングストックをもっと簡単にしたもので、
賞味期限が切れることなく備蓄できるものです。
同じものを2個買って、
1個使ったらもう1個購入すると
家の中でその商品が0になることがないようにする方法です。
常温で長期保存できるものを中心に購入しましょう。
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この「プラ1備蓄」をするときのポイントは
賞味期限が切れない内に
食べきれるものを選ぶということです。
以前カップラーメンなど
プラ1備蓄をやってみたのですが
普段食べないので2個目を食べるときに
賞味期限が切れてしまい
我が家では備蓄に向いていませんでした。
各ご家庭によって普段食べているものは
全く違うと思います。
常温で長期保存できる商品は種類も多いため
それぞれのご家庭に合った物を選んでください。
我が家のプラ1備蓄!ヘビロテメンバーを紹介
- 炭水化物
- タンパク質、ビタミン、ミネラル
チーム炭水化物
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まずは炭水化物からご紹介していきます。
我が家では、炭水化物は
- お米
- 春雨
- パスタ、乾麺
- 切り餅
- 息子が好きなホットケーキ
使用頻度がもっとも高いものは「お米」。
5キロで朝昼晩、食べて10日くらいは持つイメージですが
「プラ1備蓄」として5kgをもう1袋備蓄しています。
お米も1袋使い終わったら
新しいものを1袋買ってきます。
おすすめは無洗米です。
栄養価はほとんど変わりませんし、
少ないお水でお米を研ぐことができるため
無洗米を活用しています。
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そして息子が大好きなホットケーキも備蓄しています。
我が家では「プラ2備蓄」になっていますが
ストックが残り1袋でなくなったら
新しいものを買うようにしています。
ご家族の人数が多かったりすると
「プラ1備蓄」では足りないものもあると思うので、
「プラ2」「プラ3」とご家庭にあった数に
合わせて備蓄してみてください。
チームタンパク質・ビタミン・ミネラル
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我が家で備蓄しているものは、
- トマトピューレ
- ひじき、わかめ
- 蒸し大豆
- ツナやコーン缶
- もずくスープ
- 子どもが好きなレトルトカレー
などです。
ビタミンミネラルなどに
パウチのひじきや乾物
コーンの缶詰などを備蓄しています。
他にも、調味料もプラ1備蓄しているので、
なくて困ることはありません。
特にお子さんは
普段食べているものでないと
食べないことが多いと思います。
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お菓子なども
多めに購入しておくことをおすすめします。
我が家は小魚とか乾燥芋とかを普段からオヤツに出しています。
また飲み物も常温保存できるものはたくさんあるので
お子さんが好きな野菜ジュースなどは
箱買いすると良いですね。
お子様にオススメの非常食2選
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災害発生直後は
調理する余裕がなかったり
余震もあったりして落ち着かないと思います。
そんなときのために非常食も用意していて、
防災リュックの中に入れています。
非常食の選び方のポイントは
事前に食べてみて
お子さんが食べるかチェックすることです。
商品によっては塩分が多かったり
普段食べている味と違ったりで
お子さんが全く食べないということもあります。
うちの息子はアルファ化米や
レトルトの非常食は全く食べてくれませんでした。
そのため非常食を購入したら、
実際に食べてみることをおすすめします。
味を確かめたうえで
備蓄していただければと思います。
息子がパクパク食べてくれたもので
無添加の長期保存食を2つご紹介します。
①Vエイドパン
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ます1つ目はVエイドパンです。
ビーガン対応アレルギー対応で
優しいパンになっています。
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アレルゲン25品目フリーなので
アレルギーの方でも安心して食べていただけると思います。
また無添加、食品添加物も不使用なので
お子さんにとっても安心です。
味も色々あり、プレーンや小豆がゴロゴロ入ったものなどあり、
パン自体も大きいので食べ応えがあります。
日常的にも食べていて、
朝食のパンを買い忘れた時も重宝しています。
②備蓄おにぎり
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こちらの商品はなんと、
5年間握りたてのおにぎりが味わえる
世界初の商品です。
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袋を開けると握りたてのおにぎりが入っていて、
中の袋を開ければそのまま食べられます。
味がついているので、炊き込みご飯のような感覚で
おいしく頂けます。
お水で戻す必要もないので
おすすめの非常食です。
まとめ
今回の記事では、
本当においしい食料備蓄についてお伝えしました。
「災害時普段食べているものが最強の非常食」
ということで、普段食べているもの
長期保存・常温保存できるものを
「プラ1備蓄」をしてみてください。
ぜひ今日のお買い物から
「プラ1備蓄」を始めてみてはいかがでしょうか。
次回は赤ちゃん家族の備えについて
お伝えしていきます。
それでは、
また次の記事でお会いしましょう。