テルマエ・ノト
プロジェクト
ご支援いただき、
ありがとうございました。
ありがとうございました。
4月末でプロジェクトを
完了することができました。
ご支援頂いた皆さま、
プロジェクトに参画頂いた皆さま
そして支援を受け入れてくださった
皆さま、ありがとうございました。
テレビ神奈川「News Link」にて放送されました
能登半島地震で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに
被災された全ての方々にお見舞い申し上げます。
令和6年能登半島地震から1ヶ月、被災地は未だ緊迫した状況が続いています。
特に災害関連死に関しては、山場に差し掛かっていると感じています。
そんな中、私たち危機管理教育研究所を主体とした支援チームでは
1月21日(日)より入浴支援を開始し、志賀町でこれまでに100人以上の方に入浴して頂いております。
あまり報道されていませんが、志賀町は震度7を観測した被災地です。
多くの家屋が被害を受け、要配慮者を支える福祉施設も大きな被害を受けています。
他の施設、また志賀町以外に、輪島市、穴水町、七尾市といった被災地域からもSOSが上がっています。
また、1度入浴できたら終わりというわけではなく、定期的な入浴が必要です。
しかし、入浴支援を続けるにはお金が必要です。
どうか皆さまからの温かいご支援を頂きたく、このプロジェクトページを立ち上げました。
●目次
なぜお風呂に入れないのか?
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能登半島の被災エリアは断水が続いています。
全面復旧は春になるとの見通しも出ており、長期に渡る断水が懸念されています。
自衛隊のお風呂が支援に入っているのでは?
確かに自衛隊のお風呂は避難所などに設置されています。
しかし、ご高齢の方には手すりなどがなく使いづらく
湯船も深いため、体を温めることができません。
また、寝たきりや体の不自由な方々は利用できず
1ヶ月以上お風呂に入れていません。
(12月の後半が最後の入浴だったという方もいらっしゃいます)
1ヶ月以上お風呂に入れないと何が問題なのか?
長時間同じ姿勢が続くことでの床ずれ、不衛生な状態が続くことでの皮膚疾患
むくみ、血行不良などの影響が出ています。
「被災前は床ずれがなかったという方々も床ずれが発症している!」
「お風呂に入れないことでのかゆみから、頭をぽりぽりかいている」
「1日も早く入浴させてあげたい」
と、福祉施設の職員からSOSが出ていました。
お風呂に入ることでどんな効果があるの?
入浴は床ずれ防止や改善につながるだけでなく、脳代謝の活性化を促し痴呆防止・軽減、
筋肉の緊張緩和によるリハビリ効果、むくみ軽減、睡眠の促進など様々な効果があり、
要配慮者の方々にとっては命を繋ぐために欠かせません。
実際に数週間ぶりに入浴できた方々にお話を伺うと
「いいお湯だった」「全身が痒かった」「気持ちよかった」という言葉と共に
表情が明るく柔らかくなるのを実感しました。
言葉は話せなくても、ピースサインをしてくださる方も。
また福祉施設の職員も全員被災者で、この1ヶ月ほとんど休みなく利用者の方々を支え続けています。
気が張った緊張した毎日の中、入浴支援が入ることで
「お祭りのようで楽しかった」
「職員やスタッフも元気が出ました」
との声をいただきました。
断水の中、入浴支援?救世主は「訪問入浴車」
施設内の入浴設備や配管は使えませんが、福祉施設には貯水タンクのある施設もあります。
平時に在宅介護者の入浴サービスを行なっている訪問入浴車があれば
その貯水タンクから水を給水し、車の中に設置されたボイラーでお湯にすることができます。
また、機械浴の特別な浴槽も運ぶことができるので、
寝たきりの方や車椅子の方を無理やり移動することなく特別な配慮が必要な方も施設内で入浴が可能となります。
なかなか見つからない「訪問入浴車」と奇跡の出会い
危機管理教育所は、志賀町の健康福祉課と連携し、町内の福祉施設3ヶ所の入浴支援を行うことを計画しました。
スタッフたちが北陸、信越、東海を中心に訪問入浴サービスを提供している事業者さんに一斉に連絡し、被災地の状況を丁寧に説明しながら協力を仰ぎました。
長野県社協さんにも日本在宅看護協会の方にも親身になって話を聴いていただきましたが、すでに厚労省からの協力依頼、対口支援先への配慮等で出せないという状況にあり絶望していたところ、
スタッフから1件対応して下さる事業者さんが見つかりました!という連絡が。
それが富山県氷見市にある訪問入浴サービス事業者「有限会社 笑顔の会」さん。
施設や健康福祉課との事前の打ち合わせを経て
21日に震災発生後初めて
特別養護老人ホーム Aさんにいらっしゃる32人にお風呂に入ってもらうことができました。
笑顔の会さんの方々は日常業務でお休みが1日しかないところ、その休日を返上して志賀町に来て下さいました。
また、当初は半分の人数しか対応できないかもしれないという状況のなか、予定よりも多くの車や人を派遣して全てのお風呂を必要とする方々を慣れない環境、断水中の不便の中献身的に入浴してくださいました。
本当に本当にありがとうございます。
人と人の繋がり、優しさ、力強さに触れ、一つ一つの奇跡的に感謝しかありません。
さらに、訪問入浴車の会社「アサヒサンクリーン」さんも
ご協力いただけることになり、
現在2社のお力をお借りしながら支援しております。
公助は届かない?
発生から2週間経ったときに、福祉施設にいる寝たきりの方のお風呂の緊急性について志賀町長にお伝えし、
町長から県の災害対応本部会議において再三訪問入浴サービスの提供をお願いしてきました。
しかし、志賀町には全くその支援が来ませんでした。
その他の自治体で活動する支援者からも
「お風呂に入れていない人がたくさんいる!」
と、SOSの声が上がり
他の施設からも、「うちもお願いします」という声が来ています。
みんなでテルマエ・ノト?
人気映画「テルマエロマエ」意味は「ローマのお風呂」
それを文字って「テルマエ・ノト」「能登にお風呂を」プロジェクトと題して
被災地の断水解消、福祉施設の設備再開までの間
みんなでお風呂を被災地に届けませんか?
一緒に活動してくださる企業、団体、個人の方を大募集しております!
訪問入浴車を出せるよ!という企業の方も大歓迎です!!
支援金を贈る方法
ご寄付は下記のゆうちょ銀行にお振り込みをお願いいたします。
銀行名:ゆうちょ銀行
店名:〇一八(ゼロイチハチ)
店番:018
種目:普通
口座番号:0578655
口座名義:一般社団法人危機管理教育研究所
郵貯から送信する場合は以下の記号番号をご利用ください。
10190-5786551
※必ず振込名に「フロ」を付けてお振り込みください。
例)フロ オクムラナツミ
※領収証が必要な方は、事務局( jimu@kikyoken.or.jp )宛にご連絡ください。
※寄附金控除の対象ではありません。
主催
危機管理教育研究所 国崎信江
サポート
防災アナウンサー 奥村奈津美
これまでの活動実績
2024年1月21日、27日、28日の入浴支援へのご支援:フェリシモ基金
2024年1月21日 ますほの里 様
2024年1月27、28日 医療介護院 悠悠 様
2024年1月27日 アイリス 様
支援金のお振込先
銀行名:ゆうちょ銀行
店名:〇一八(ゼロイチハチ)
店番:018
種目:普通
口座番号:0578655
口座名義:一般社団法人危機管理教育研究所
郵貯から送信する場合は以下の記号番号をご利用ください。
10190-5786551
※必ず振込名に「フロ」を付けてお振り込みください。
例)フロ オクムラナツミ
※領収証が必要な方は、事務局( jimu@kikyoken.or.jp )宛にご連絡ください。
※寄附金控除の対象ではありません。
支援金をお寄せ頂いた皆さま
株式会社フェリシモ 様 「もっとずっときっと基金」
公益財団法人 日本財団 様
三菱地所レジデンス他、180以上の企業・団体・個人の皆さま