Natsumi Okumura
奥村奈津美
防災アナウンサー
×環境省アンバサダー
1982年 東京生まれ。
広島、仙台で8年間、地方局アナウンサーとして活動。
その後、東京に戻り2013年からフリーアナウンサーに。
TBS『はなまるマーケット』で「はなまるアナ」(リポーター)を務めるほか、
NHK『ニュースウオッチ9』や『NHKジャーナル』など報道番組を長年担当
東日本大震災を仙台の放送局のアナウンサーとして経験。
以来13年以上、全国の被災地を訪れ、取材や支援ボランティアに力を入れる。
防災士、福祉防災認定コーチ、防災教育推進協会講師、防災住宅研究所理事として
防災啓発活動に携わるとともに、
環境省 森里川海プロジェクトアンバサダーとして「防災×気候変動」をテーマに取材、発信中。
一児の母。
フリー転身後の主な担当番組など
テレビ
NHK「ニュースウオッチ9」ニュースリーダー
TBS「はなまるマーケット」はなまるアナ(リポーター)
ラジオ
NHKラジオ第1「NHKジャーナル」キャスター
NHKラジオ第1「安室奈美恵引退の日特番~未来へ」MC(企画制作)
TBSラジオ「荻上チキ・Session」ゲスト他多数
著書
「子どもの命と未来を守る!『防災』新常識パパ、ママができる水害・地震への備え」(辰巳出版)
最新のプロフィールは、こちらよりダウンロードできます。
My Job History
広島ホームテレビ(2005〜2008 年)
「仕事は与えられるものではない、作り出すものだ」
新人アナウンサー時代の恩師の言葉です。その教えを胸に ディレクター兼アナウンサーとして、自ら企画立案から、取材、 リポート、編集に至るまで、一貫して、情報番組制作を担当しました。 「食育応援隊」という自ら企画したコーナーでは、広島県内の農家、漁師を取材。 毎週 12 分間の特集を出すことで「伝える仕事」の土台を作ることができました。
- 主な担当番組:夕方情報報道番組「HOME J ステーション」コーナーリポーター兼ディレクター
- バラエティ番組「中野浩一の K ファン」MC
- 「アグレッシブですけど、何か」アシスタント
東日本放送(2008〜2011 年)
「どんなときも前を向いて伝え続ける覚悟」
記者 兼 ニュース番組キャスターとして、報道に携わってきました。 県政、市政の記者クラブに所属し、毎日現場に出て取材、 原稿にまとめるという、一つのニュースを作る全ての過程を経験しました。2011 年 3 月 11 日、自宅マンションで被災。その後、74 時間 CM なしの緊急報道番組で 仙台のスタジオから全国に向けて宮城県の被災状況などを伝え続けました。 どんなことが起きても動じない精神力と、常に前を向いて伝え続ける覚悟を決めました。
- 主な担当番組:夕方ニュース番組「スーパーJ チャンネル宮城」キャスター(月〜金)
NHK 広島放送局(2011〜2013)
「伝えたいことがある。”志事”に出会う」
2011 年 4 月から夕方の報道番組のキャスターを隔週で担当。 仙台から一人広島へ来たことに、後ろ髪を引かれる思いでした。 そこで、広島からできる「支援」をテーマに、月に一度は東北の被災地へ入り、デジカメを回して 取材報告をリポートしてきました。時には、放送で呼びかけ集めたラジオを、女川町の避難所、仮設住宅 へ届けるなど、視聴者とともに支援活動も展開。また、広島のカキ屋による、気仙沼市唐桑町のカキ養殖 業者への支援活動に2年間密着。ドキュメンタリー番組を制作し、全国放送にもなったことで、各地から 支援に賛同する声が多く寄せられました。放送を通じて、誰かの心を動かし、行動につなげることができ る。「志事」を生み出すことができました。
- 主な担当番組:夕方報道情報番組「お好みワイドひろしま」キャスター
フリーアナウンサー(2013年〜現在)
「ライフワークを防災に」
防災士、そして、福祉防災コミュニティ協会の福祉防災認定コーチの資格を 取得するなど、防災について学んできました。防災訓練などで講演活動を するとともに、被災地ボランティア活動にも力を入れてきました。 「NHKニュースウオッチ9」「NHKジャーナル」などの担当番組で被災地の状況をリポート。 豪雨災害などの気象災害を受けた被災地へも足を運ぶ中で、 気候変動対策や地球を守ることの大切さを実感。 2020年5月から環境省の森里川海アンバサダーに就任し、イベントなどで啓発活動。 また、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言下、自分にできることはないかと、2020年5月からオンラインで防災訓練を 始めました。毎週開催し、1年間で45回、全国各地で暮らす親子 から70代の方まで、のべ3000人以上が参加。防災×温暖化対策をテーマ に発信中。
- ボランティアや取材で訪れている被災地
- 東日本大震災2011、広島土砂災害2014、関東東北豪雨2015、熊本地震2016、鳥取地震2016、九州北部豪雨2017、⻄日本豪雨2018、東日本台風2019、令和2年7月豪雨2020、など
TBS「はなまるマーケット」リポーター
「夢を叶えてきました!」
私がアナウンサーになりたいと思ったきっかけはTBS「はなまるマーケット」でした。大好きな番組で、 様々な生活情報をわかりやすく楽しくリポート・プレゼンし たい、いつか「はなまるアナ」(リポーター)になりたい、 と思っていました。その夢を叶えるべく、広島・仙台で修行 していました。ご縁があり、はなまるアナのオーディション を受けさせて頂き、上京。憧れの「はなまるアナ」として番組を担当させて頂きました。担当したコーナー は30分、数日のロケに、そのVTRの生ナレーションと生スタジオプレゼン。岡江さんや薬丸さんはじめ、 レギュラー芸能人の皆さんの疑問・質問に答えながら進行する。これまで積み重ねてきた「伝える技術」を フル稼働させるお仕事でした。今は亡き岡江さんの太陽のような存在で、家族のように一丸となったスタッ フとの番組作りに携わる中で、「毎日、はなまるな日になるように、仕事も子育ても楽しむ」生き方も学ばせて頂きました。
NHKラジオ第1
「安室奈美恵引退の日特番」
幼い頃から大好きだった安室奈美恵さん。 突然の引退発表に居ても立ってもいられず、ご本人にお手紙を送りまし た。安室さんは私たちにとって「道しるべ」のような存在。引退前、 私たちの人生の支えとなるようなお話を伺えればと..綴りました。 すると、エージェントの担当者からお返事が。安室奈美恵さんとお仕事をするという夢を叶えることができ ました。そして、NHKラジオでは引退の日特番を担当しました。ファンも知らない安室さんの25年という テーマで、これまでテレビやラジオに出たことのない関係者へのインタビューを中心に3時間お送りしまし た。「引退の日なのに新しい安室さんに出会えて幸せだった。」「永久保存版にしたいので、番組を販売し てください。」など作り手としてはこの上ない言葉を頂きました。また、ネットラジオへのアクセス数もとほぼ同程度を獲得できました。その他、Twitterのトレンド入り、リスナーから募集した安室 さんへの など、大きな反響がありました。何よりも、ラジオを通して、安室さんの引退 の日に、前向きな気持ちで一つに繋がることができる時間を作れ、幸せな経験となりました。