NATSUMI OKUMURA
奥村奈津美
【超厳選】防災アナウンサーおすすめ!自宅が最強の避難場所になる防災アイテム3選(動画あり)
こんにちは。
子どもの命を守る!パパ・ママができる「おうち防災」を発信している、
防災アナウンサーの奥村奈津美です。
今回は地震対策・徹底攻略版 第5弾「自宅を最強の避難所にする方法」をお伝えしていきます。
・備えたいと思っているけど、何から備えたら良いか分からない方
・備蓄しているつもりだけど、いざという時に役立つか不安という方
この記事を見ていただき、
大地震が起きても、お家で避難生活が送れるように、
備えて頂けたら幸いです。
動画でも解説しているため、
お好みに合わせてご覧ください。
目次
前回までの内容
第一弾「【徹底攻略】地震対策で最も大切なことは?」では地震対策をするうえで1番大切なことと「家と地域のリスクを確認」について、
第二弾「【大地震】子供部屋の見直し徹底解説」では
「おうちの中を安全な空間にする方法」についてお伝えしました。
以上2つの内容を見ていただいた上で、
本記事「自宅を最強の避難所にする方法」を参考にしていただくと
より効果的に備えることができます。
動画で見る方はこちら
これだけは備蓄して!防災グッズ、優先順位ランキングベスト3
大地震のときは
ライフラインが寸断される恐れがあります。
目安としては、
- 停電1週間
- 通信2週間
- 水道1か月以上
- ガス1~2か月
上記の期間くらい、影響が出ると言われています。
状況によっては
さらに長期に及ぶ可能性もあります。
そのためライフラインの代替アイテムを
備える必要があります。
それでは一緒に確認していきましょう。
第3位はカセットコンロとボンベ
第3位は「カセットコンロとボンベ」です。
大地震ではガスが止まる恐れがあります。
復旧まで時間がかかります。
また、停電した場合
オール電化の方は、調理できなくなります。
冬場だけでなく
夏場でも温かいご飯が食べられることは
心がホッとすることにも繋がります。
皆さんはカセットコンロを持っていますか?
メーカー側からも
10年ほどで買い替えるのが目安ということです。
ガス漏れを防ぐためのゴム製の部品が劣化し
事故が発生する危険性があります。
使わずにしまい込んでいると、
いざという時に使えないことのないように
普段の日常生活で、ぜひ使ってくださいね。
ボンベの備蓄目安
イワタニさんのホームページによると
季節にもよりますが、
1週間で1人4本くらい使う目安になっています。
「4本×家族の人数分」
これくらい備えておく必要があります
例えば3人家族で1週間分の場合、
夏:10本
冬:14本
以上を目安に考えてください。
消費期限は7年ほどなので、
使いながら買い足す方法
「ローリングストック」がオススメです。
1本使ったら1本買い足す、
循環備蓄することをオススメします。
いざという時に使えるように
普段から、お鍋をしたりタコパしたりして
備えていただくと必ず役に立つ時がくると思います。
ぜひ活用していきましょう。
第2位は水
続いて第2位は「水」です。
水を備えていないと悲惨なことになってしまいます。
マンションに住んでいる方は
停電しているとエレベーターが使えないので
赤ちゃんを抱っこしたまま、
重い水を持って階段で上がらなくてはなりません。
また夏場の場合は猛暑の中、
雨天時の場合は雨が降っている中、
冬の場合は寒くて雪の中でも
給水所の列に何時間も並ばないと
お水は貰えません。
子どもを抱えて並ぶのは現実的ではないので
断水する前に必ず備えておきましょう!
大規模災害では、断水になる恐れがあります。
停電した場合、マンションなどはポンプが止まり
断水になることもあります。
普段、平時であれば重たいお水も
自宅まで配達してもらえます。
必ず備えておきましょう!
お水の備蓄目安
1人1日3リットル必要と言われています。
これは調理用の水も含めてです。
お水の備蓄目安については、
調理用の水も含めて
3リットル✖️1週間分✖️家族の人数分
と覚えておきましょう。
奥村家では20リットル入りの温泉水を備蓄
我が家では
20リットル入りの温泉水を活用しています。
普段の飲み水や調理用水として使い、
常に2箱はあるように備蓄しています。
さらに、温泉水とは別に
「長期保存水」を分散備蓄しています。
各部屋のクローゼットの隙間や
ベッドの下などに保管しています。
もし部屋に閉じ込められても、
水分補給できるようにしています。
長期保存水のオススメはアルミ缶のものです!
空気や光などもペットボトルよりも
通しにくいため長期保管に向いています。
また、リサイクル率もペットボトルよりも高いです。
12年も持つので、しばらく放置しておいても大丈夫です。
私が監修させて頂いた
PASOBOというサイトでご購入いただくことが可能です。
PASOBOサイトはこちら。
第1位はトイレ
第1位はトイレです。
災害時、飲んだり食べたりしなくても
トイレには行きたくなります。
しかし大規模災害時は、使えなくなることが多いです。
地震の揺れで配管が壊れてしまい
水漏れや逆流の恐れもあります。
下の階の人に被害を及ぼしてしまうかもしれません。
水害の場合、被害をより拡大してしまう恐れもあります。
停電になるとマンションなどではポンプが使えなくなり
断水になることもあり、水が使えなくなります。
「災害時トイレは流さない」と覚えておいてください。
ぜひ備えてほしいのが非常用トイレ
ぜひ備えておいてほしいのが
「非常用トイレ」です。
中には便袋と凝固剤、防臭袋がセットで入っています。
使い方
①トイレの便器にゴミ袋をかけて
養生テープで固定し、水がつかないようにする
②便座を下ろして便袋を被せて
中に凝固剤を入れる
③便袋だけを外し、袋を閉じて
防臭袋の中に入れる
必要な数は、
一日1人4.5回✖1週間分✖️家族の人数分
非常用トイレの代用としては、
①トイレにかぶせる袋
②液体を固めるもの
③防臭袋
他には以下のものでも代用が可能です。
- ゴミ袋
- サイズアウトしたオムツ
- ペットシート
便器とセットになった非常用トイレ
便器とセットになった非常用トイレもあります。
こちらの商品は保管まで考えられたトイレになっており、
用を足した袋を熱圧着して
菌や臭いが漏れないようにする商品です。
使い方は簡単で、
トイレを組み立てて
用を足してレバーを引いて
”ピピピッ”と音が鳴るまで引いた状態でキープします。
袋を外すとそのまま保管できる仕組みになっています。
ぜひご自宅に合った備えをお願いいたします。
まとめ
「これだけは備蓄して」
今回のまとめです。
1位:トイレ
2位:水
3位:カセットコンロ・ボンベ
優先度の高いものを3つご紹介しました。
災害が発生してからでは手に入らないので、
このタイミングでご購入ください。
水など重いものでも
平時であれば宅配してもらうことが可能です。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は、「我が家の停電対策」をお伝えしていきます!
では、また次回の記事でお会いしましょう。