NATSUMI OKUMURA

奥村奈津美

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【通学中の地震に備える】避難訓練5ステップと電車通学者向け帰宅困難者対策を解説(動画あり)

By Published On: 2023年9月3日Categories: 防災YouTube1.2 min read

こんにちは。

子どもの命を守る!パパ・ママができる「おうち防災」を発信している、
防災アナウンサーの奥村奈津美です。

さっそくですが「地震対策・徹底攻略版」
第3弾となる今回のテーマは
「子どもに伝えておきたいこと・持たせておきたいもの」です。

①おうち避難訓練!5ステップ
②電車通学の方必見!帰宅困難者対策

の2つに分けてお伝えしていきます。

» 第一弾「家と地域のリスク確認」はこちら

» 第二弾「お家のなかを安全な空間にする方法」はこちら

  • 子どもの通学中に地震が起きたら不安な方
  • 習い事や塾、公園など学校以外で地震が起きたら心配な方

子どもも自分で自分の命を守れるようになるために、
記事を読み進めて備えておきましょう。

動画でも解説しているので
お好みに合わせてご覧ください。


目次


動画はこちら

①おうち避難訓練!5ステップ

ではさっそく、おうち避難訓練5ステップからお伝えします。

地震発生時の対応として、
避難するときのチェックポイントは以下の5ステップです。

①地震発生時の対策
②避難する前のチェックポイント
③避難ルート
④避難場所
⑤広域避難場所

以上を押さえて、ぜひお子さんと一緒に
おうち避難訓練をしてくださいね。

①地震発生時の対応

おうちの中にいるときに
大地震が発生した場合……

どのように行動するのか
訓練したことありますか?

学校などでは防災訓練を
やっていると思うのですが、
同じようにおうちの中でもやってみましょう。

机の下だけではなく、
家の間取りによっては廊下などのほうが
家具も置いていなくて安全かもしれません。

「揺れが収まるまでは安全な場所で身を守る」

このことを、お子さんにもぜひお伝えください。

②避難する前のチェックポイント

地震が起こった後、お家にいても
大丈夫な場合は家に留まっていても大丈夫ですが、
そのまま家の中にいると危険な場合が
様々あると思います。

もし避難が必要な場合、
やってほしいことは以下の3つです。

避難前のチェックポイント

  1. ブレーカーを落とす
  2. ガスの元栓を閉める
  3. 施錠

ブレーカーとガスの元栓は
火災の予防につながります。

施錠は鍵を閉めることなので、
防犯対策となります。

直ちに避難すべき場合もある

ただ注意点として、
すぐ避難しないと命を守れないエリア
住んでいる方もいると思います。 

  • 津波
  • 土砂災害のリスクのあるエリア
  • 耐震基準を満たしていない家に住んでいる方
  • 家や周辺で火災が発生している場合

このような状況の場合は
なにも持たずとも安全な場所に
避難することを優先してください。

命よりも大切なものはないので
まずは命を守ることを最優先にしてください。

③避難ルート

「さあ避難するぞ」と
外に出た後も様々な危険があります。

例えば、

  • ブロック塀
  • 古い橋
  • 古い家屋

このような場所は大変危険なため
お子さんにも近づかないよう伝えてください。

ブロック塀は危険

こちらの写真は2016年の熊本地震が起こった際、
支援に入ったときに撮影したものです。

震度7が2度襲った益城町の様子です。
ブロック塀というブロック塀はすべて倒れていました。

このブロック1つの塊で10キロくらいの重さがあります。
もし、パタンと倒れても
何百キロという重さになるため
とても人の力では持ち上げられません。

この時も重機などを使って崩してから
撤去するという作業をしました。

2018年の大阪北部地震では
ブロック塀の下敷きになり、
小学生の女の子が犠牲となりました。

毎日歩いている通学路にも
こういったブロック塀はまだまだ
たくさんあるんじゃないかと思います。

地震はいつどこで起きるか分かりません。
毎日通学する際に、
ブロック塀の側は歩かない
ということを必ず伝えてください。
普段から通らないように伝えてください。

④避難場所

地震の際はいったん外に出たら
一時避難場所に避難するのが
一般的な流れになっています。

一時避難場所は、近くの公園などが指定されていると思います。
また、津波の場合はできるだけ高い場所に
避難することになります。

ぜひその避難先までお子さんと一緒に歩いてみてください。

津波の場合は走る必要もあるかもしれないので、
走って行ってみるのもオススメです。

他にも、

  • 家から避難する場合
  • 通学途中
  • 公園などで遊んでいる

など状況によって避難する先は変わってくると思います。

やはり一度行ったことがあると、
ないとは大違いなのでぜひこの週末に
避難訓練としてお子さんと一緒に行ってみてください。

⑤広域避難場所

大規模火災などが発生している場合、
一時避難場所から広域避難場所に移動する必要が出てきます。

広域避難場所というのは大きな公園などが指定されていることが多いです。

大変広いエリアなので、具体的な待ち合わせポイントを決めておかないと
なかなか落ちあえない可能性があります。

ぜひ一緒に広域避難場所まで行って

「私たち家族は時計台の下で待ち合わせをしよう」
「滑り台の周りで待ち合わせしよう」

など、具体的に決めておいてください。

その際、ポイントとして
具体的な場所だけでなく、
時間も決めておく
ことです。

1日中待っているのは難しいと思うので、
例えば午前10時と午後3時は
ここで待ち合わせをしよう、など決めておきましょう。

ぜひ、この週末にお子さんと一緒にやってみてくださいね。

②電車通学の方必見!帰宅困難者対策!

では2つ目、帰宅困難者対策についてお伝えします。

電車やバスなど公共交通機関を利用して
通学しているというお子さんもいらっしゃると思います。

また、保護者の方も公共交通機関を使って
通勤しているという方も多いのではないしょうか。

その場合は、帰宅困難者になる可能性があります。

公共交通機関がストップしてしまい
家に帰れなくなる恐れがあります。

そこで帰宅困難者になった時のNG行動を5つご紹介していきます。
お子さんにもしっかり伝えておいてください。

  1. ビルから出る
  2. 駅に向かう
  3. 橋を渡る
  4. 狭い路地を通る
  5. 歩いて帰る

①ビルから出る

地震が起きたあと、急いで避難しようと思って
多くの方が階段などに殺到しようとします。

慌てて外に出るというのは大変危険です。
ビルの外のほうが危険な場合もあります。

例えば看板やガラスが降ってきたり
降りるための階段は狭いため
将棋倒しになったりするなどの恐れが出てきます。

今の耐震基準を満たしているビルであれば
ビルの中に留まっていたほうが安全な場合があります。

②駅に向かう

駅は大変混雑するため、できれば駅から離れたほうがいいです。
基本的に公共交通機関はストップするからです。

仮に駅に押しかけても電車に乗ることはできません。
駅で被災した場合は駅から放れる、
駅に向かっている途中だったら駅に向かわない判断をお願いします。

③橋を渡る

橋は落下する恐れもあります。
橋や歩道橋はわたらないようにしましょう。

両側から人が押し寄せてくると
「群衆なだれ」「将棋倒し」の恐れがあります。

地震が起こった時、歩道橋や橋は渡らないと
お子さんにも共有してください。

④狭い路地を通る

細く狭い路地は逃げ場がなくなります。
韓国でハロウィンのときに
悲惨な事故がありましたが、
日本でも起きる恐れがあります。

そのため狭い路地は通らないよう心がけてください。

⑤歩いて帰る

東日本大震災のときに何時間もかけて
歩いて帰宅したという方も多かったと思います。

しかし、実は大変危険な行動です。

建物が倒壊していたり
火災が発生していたりしている場合があり
そんな状況の中歩いて帰宅するのは命の危険があるからです。

また多くの方が歩いて帰宅すると
道をふさいでしまい救助活動の妨げにもなります。

大地震のときは家に帰らないというのを覚えておいてください。

帰宅困難者受け入れ施設

今ではいろんなところに帰宅困難者を
受け入れる施設が設けられています。

お子さん、保護者の方が使っている駅の周辺で
受け入れ施設はどこにあるのかを調べてみてください。

例えば渋谷駅の場合、
「ヒカリエ」などが指定されています。
キレイな空間で普段から行っておけば
なじみのある場所になると思います。

ぜひ、お子さんと一緒に一度は
該当する施設に行ってみてください。

まとめ

地震が起きてからでは手遅れになってしまうので
この週末にぜひお子さんと一緒に「おうち避難訓練」をしてみてください。

ちなみに、スケジュール共有をするのも防災に繋がります。

家族がどこで何をしているのかが分からなければ、
災害が起きたとき、探しに行くこともできなくなってしまいます。
ぜひ毎日スケジュールを共有していただけたらと思います。

次回は「子どもに持たせておきたいもの」を
お伝えしていきます。

それでは、また次の記事でお会いしましょう。

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