NATSUMI OKUMURA

奥村奈津美

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【緊急時】必要な物をギュッと詰めてママリュックを防災仕様に!必須アイテム4つを解説(動画あり)

By Published On: 2023年9月24日Categories: 防災YouTube1 min read

こんにちは。
子どもの命を守るパパママができる
おうち防災を発信しています防災アナウンサーの奥村奈津美です。

今回は「赤ちゃん防災」後編!

前編では、母乳育児・ミルク育児の備えをお伝えしましたが、
今回の後編では
赤ちゃん家族の防災リュック」についてお伝えしていきます。

ぜひこの記事を見ていただき、
災害が発生しても赤ちゃんの命を守れるように
一緒に備えていきましょう。


目次


動画で見る方はこちら

普段使っているママリュックを防災仕様に

防災リュックを作ってください」と、よく聞くと思います。

しかし子育て中、
特にワンオペで災害に遭ってしまった場合は
ママ1人で赤ちゃんを抱っこして、
さらにリュックや荷物を持って逃げなくてはいけません。

現実的に重いリュックは難しいと思います。

いつどこで、地震などの災害が起きるか分かりません。

そのため常に、ママバック、ママリュックを
つねに充実させておくことが大事です。

ポイント1 補充は帰宅してすぐ行なう

まず、バックやリュックを手元にご用意ください。
中身は補充されていますか?

ポイントは「帰宅してすぐに補充する」ことです。

帰宅してすぐは疲れているかもしれませんが、
災害はいつ、どこで起きるか分かりません。

この後、起きる可能性もあるため
補充は帰宅してすぐおこないましょう。

実体験:緊急避難時、必要なものが入っていなかった

子どもが1歳前の頃
2人で夜寝ていた時、突然火災報知器が鳴りました。

慌てて子どもを抱っこし、枕元にあった抱っこ紐を持ち
マンションの10階から階段で駆け下り
避難した経験をしました。

当時は心臓が飛び出そうなくらい慌ててしまい
子どもを絶対に落とさないよう
必死に抱えて階段を急いで降りました。

結果的には火災報知器の誤作動でしたが、
マンション住民全員が避難する大騒動。

その時、ママリュックを持ち出せていたら良かったですが
補充しておらず、中には必要なものが何も入っていない状態でした。

その経験から帰宅してすぐ補充するようになりました。
本当にいつ、どこで起きるか分かりません。

夜寝ている時に、突然避難しなければいけない
という事態になることもあるかもしれません。

そのため「帰宅してすぐに補充する」を
徹底していただければと思います。

ポイント2 中身は多めにいれる

できれば一晩過ごせるくらいの量を
いつも持ち歩いていると安心です。

私のInstagramにも載せていますが
絶対に入れておいてほしいものを4つご紹介します。

①オムツポーチ

オムツポーチの中身は以下の通りです。

  • オムツ1日分
  • おしり拭き
  • ゴミ袋
  • 1日分の着替え

災害だけでなくゲリラ豪雨などで
雨に濡れることもあると思うので、
着替えもあると安心ですね。

②離乳食セットやお菓子ジュース

2つ目は離乳食セットやお菓子ジュースです。
母乳育児の方は授乳ケープなども
入れておくといいでしょう。

離乳食の時はエプロンやカトラリーも
忘れずに入れていました。

うちの息子はオーガニックの
ベビーフードが大好きだったので
毎日2つくらい持ち歩いていました。

またお菓子やジュースも入れています。
他にも幼児食セットや
前々回お伝えした「備蓄おにぎり」や
小魚や干し芋などを今は入れています。

お菓子などはお子さんが
グズってしまったときに強い味方になってくれるので
リュックに入れている方も多いと思いますが、
少し多めに入れることを意識してみてください。

③防災ポーチ

防災ポーチの作り方は

こちらの記事でご紹介しています。

ぜひご覧ください。

子どもと一緒に出かけるときは、
保険証・母子手帳も持ち歩いています。

④おもちゃセット

昔はシールブックが鉄板アイテムでよく持ち歩いていました。
最近では折り紙が好きなので
恐竜柄などをよく持ち歩いています。

お子さんにあったものは
お母さん、お父さん保護者の方が
1番よくご存知だと思います。

普段持ち歩いているママバッグ、ママリュックに入れて
中身を充実させてください。

そして帰宅したら、すぐ補充することを心がけてください。

自治体によってはオムツのサイズが揃っていない所も

実は、自治体さんによって
オムツのサイズがSMLしかなかったり
ビッグサイズはなかったり
お尻拭きを備蓄していなかったりする所もあります。

ちなみにオムツなど、
乳幼児に必要な特別なものは
支援物資でもなかなか届きません。

そのため国からも
2週間分は各自備えておいてください」と言われています。

新生児期はオムツ替えの頻度も多いので
場所を取ってしまいますが、
各家庭で2週間分は備蓄しておいてください。

またお子さんの肌に合ったものは
保護者の方が1番よく理解していると思います。
普段から、多めに備蓄しておきましょう。

まとめ

普段のママリュック・ママバッグを防災仕様にする方法

  • 補充は帰宅してすぐ
  • 少し多めに持ち歩く
  • 防水対策

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

次回は、「非常持ち出し袋の作り方
つまり「防災リュックの作り方」をご紹介します。

ご家族一緒に避難できる状況でしたら、
防災リュックも持ち出せると思います。

ぜひ一緒に作っていきましょう!

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