NATSUMI OKUMURA
奥村奈津美
【被災された方へ】水害片付け手順5つ
被災された皆さまに
心からお見舞い申し上げます。
ご無事で何よりです。
復旧は時間がかかるので
どうかご無理なく
ご自愛ください。
水害からの復旧には
できるだけ早く乾かすことが大切です。
その他、片付け手順を5つに分けて
お伝えしていくので、
ぜひ参考にしてくださいね。
目次
- 被災したときにやることリスト5つ
- ①写真撮影
- ②掃除は完全防備で
- ③家具、家電の片付け
- ④床下の掃除
- ⑤床上浸水の場合
- 片付け手順まとめ
- 災害を防ぐために、命を守るために、LINEで情報をお届けしています
被災したときにやることリスト5つ
水害の片付け手順は以下の通りです。
①写真撮影
②掃除は完全防備で
③家具、家電の片付け
④床下の掃除
⑤床上浸水の場合
1つずつ解説していきますね。
①写真撮影
まず1つ目が写真を撮影することです。

撮影する箇所は以下の通りです。
浸水した深さが分かるよう、
家の外から様々な角度で撮影
室内の被害状況も分かるように全て撮影
(家具、家電、住宅設備など)
動画を撮影しておくのも有効
※自動車、物置などもお忘れなく
これらは「罹災証明書」の発行、
「保険金」の請求にも必要になります。
被害認定の目安としては、
50cm以上100cm未満は「中規模半壊」
床上50cm未満は「半壊」
準半壊に至らない場合は、「床下浸水」と定められています。

②掃除は完全防備で
掃除は完全防備でおこないましょう。

完全防備とは、なるべく隙間なく
きっちり守り固めることです。
防止
ゴーグル
マスク
手袋
長袖
長ズボン
長靴
泥水には有害物質だけでなく、
豪雨で流されたガラスや木がなどが
含まれている可能性があります。
熱中症対策もお忘れなく!
水分補給
休憩
うがい
手洗い
水害からの復旧作業時は、
お子様は片付けNGです。
汚染物質が多く、感染やケガの危険は
大人以上に深刻な影響を受ける可能性があります。
③家具、家電の片付け
濡れてしまった家具や家電は、
以下の内容を参考に分別しましょう。

そのまま使えるもの
乾燥させて使えるもの
処分するもの
以上の3つに分けましょう。
人手が足りない場合は、
ボランティアセンターなどに連絡しましょう。
手伝ってもらうこともできます。
なお、災害ゴミの出し方については
お住まいの自治体に確認してくださいね。
④床下の掃除
台風や集中豪雨で
家の敷地に水が入ってきた場合、
床下に泥や水が溜まっていないか確認しましょう。

放っておくと、
カビや悪臭が発生してしまい
健康被害の恐れがあります。
発見した場合、
できるだけ早く床下の泥を撤去し、
消毒・乾燥させてください。
(最低でも1か月ほどかかります)
消石灰はNG
消石灰での消毒は必要ありません。
以前は「水害=消毒=消石灰」でしたが…
現在は消石灰はNGとなっています。
NGな理由は以下の通りです。
かぶれの症状が出る人がいる
(汗がついた状態で皮ふに付着した場合)
水害時の感染予防には清掃と乾燥が最も重要
水害が起きた際、土壌への消毒は不要です。
ただ、行政含めてまだまだ浸透していない現状もあります。
⑤床上浸水の場合
もし、床や壁が浸水してしまった場合、
放置しないことが大切です。

床下や壁の断熱材も
撤去しないと、悲惨なことに…。
また建物や設備だけでなく、
健康にも悪影響を与える危険性があります。
片付け手順まとめ
片付け手順をこちらの画像にまとめました。
ぜひ参考にしてくださいね。

災害を防ぐために、命を守るために、LINEで情報をお届けしています

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