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無料でできる!浸水対策リスト5選

By Published On: 2023年7月10日Categories: 防災コラム0.4 min read

ゲリラ豪雨や線状降水帯…
今年も全国各地で被害が出ています。

中でも低い土地にある、
・戸建て住宅
・マンション低層階
にお住いの方に向けて
必ずやってほしい対策をまとめました。

この記事では、無料でできる浸水対策リストを5つご紹介します。

最後の章には番外編として
早めに避難した方がいいものもご紹介しています。

ぜひ最後までお読みくださいね。


目次


被害軽減に繋げる浸水対策リスト5選

被害軽減に繋げる浸水リストは以下の通りです。

①側溝、雨樋などの掃除
②収納見直し
③垂直避難リスト作り
④逆流対策
⑤浸水軽減策

1つずつ解説していきますね。

①側溝、雨樋などの掃除

1つ目は、側溝・雨樋などの掃除です。

側溝に落ち葉など溜まったまま放置しておくと、
水の流れが妨げられず浸水するリスクが高まります。

そうならない前に、
チェックするべきポイントが3つあります。

・側溝にゴミはありませんか?
 ”雨水ます”を塞いでいませんか?

・雨樋は壊れていませんか?
 落ち葉などは詰まっていませんか?

・ベランダ、屋上の排水溝は綺麗ですか?
 低層階でなくても、ベランダや屋上から水が入る恐れがあります

もし当てはまっていた場合、
掃除を行い、定期的なメンテナンスをしましょう。

②収納見直し

次に2つ目は収納見直しです。

普段から、
大切なものはなるべく
高い階・高い場所に収納しておきましょう。

例えば、
・重要書類
・写真など思い出の品
・高級品、高級家電
・備蓄
などがあげられます。

その際、
地震が起きた時のことも考えて
押入れやクローゼットの中など
落ちてきても怪我しない場所に収納しましょう。

③垂直避難リスト作り

3つ目は垂直避難リスト作りです。

ゲリラ豪雨や線状降水帯が発生した場合、
数分で状況が悪化してしまう場合もあります。

高い階へ持っていかないと
困るものを事前にリストアップしておきましょう。

※垂直避難とは、災害発生時に身の安全を守るために2階以上の高層階へ垂直に避難することです。

垂直避難リスト

家の外に出る方が危険なため、
垂直避難せざるを得ない時もあります。

垂直避難リストは次の通りです。

・体の一部になるもの
 薬、眼鏡、補聴器、医療機器、オムツなど
・災害用トイレ
 2階にトイレがない、
 あっても使えないことがあります
・水
 少なくとも1週間分、できれば2週間分
 目安:1人3リットル×1週間分
・カセットコンロ、ボンベ
・調理器具、食器
 1階にキッチンがある場合、
 調理器具も上げないととお湯も沸かせません
・食糧
 ミルク育児、
 アレルギーっ子の方は2週間分
・ヘッドライト
・モバイルバッテリー
・熱中症対策グッズ
・靴&長靴

 一般的に玄関は1階なので、
 靴が全て水没するとその後の生活で困ります。

家電などで
「どうしても1階に置いておかないと困るもの」も
何を上げるか事前に決めておくと、
作業もスムーズに進みますよ。

④逆流対策

4つ目は逆流対策です。

家が浸水すると、
下水が逆流することがあります。

防ぐためには全ての排水溝に
『水嚢』を設置することです。

『水嚢』はゴミ袋で作れます。

①ゴミ袋に水を半分入れる
②2重にして縛る
③トイレなど排水溝に置く

大雨の逆流対策にぜひ覚えておいてくださいね。

⑤浸水軽減策

そして最後の5つ目は浸水軽減策です。

玄関扉の前など、
水が入ってくる場所に
『土嚢』を設置しましょう。

自治体によっては無料配布している所もあります。
※中野区は土嚢ステーションあり

しかし、土嚢よりも
『止水板』の方が100倍効果は高い
です。

気候危険時代、
土地が低く床下浸水などの
恐れがある方はマストアイテムです!

番外編:車を高台に避難するのもお忘れなく

大雨などの水害で車が浸水すると、
運転できなくなるだけではありません。

エンジンや電子部品などの
損傷が生じるだけでなく、
火災が発生する可能性があります。

しかし大雨が降っているときに
車を動かすことはかえって危険です。

大雨が予想される場合、
こまめに天気予報と河川の氾濫情報をチェックしましょう。

また可能な限り、
早めの非難をオススメします。

しかし、もしもに備えて
間に合わなかった時のことも考えておきましょう。

寝ている時などは
数分で状況が変わってしまうので、
すぐに垂直避難できるよう
浸水対策リストを普段からチェックしてくださいね。

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