NATSUMI OKUMURA
奥村奈津美
妊娠前にやっておくこと(2)
私が「切迫早産になった」と報告すると、
友人から「私も!」「私も!」と、2人に1人くらいの確率で切迫早産を経験していました。
自分の周りに多いだけなのか、
助産師さんに伺うと、「昔より増えている」とおっしゃっていました。
ちなみに、切迫早産と診断されると、治療は、薬の服用と安静生活、重い人は、入院、点滴となります。
私は26週で陣痛が来てしまったので入院となりました。
入院中、赤ちゃんの命の次に心配だったのが、経済的負担。
長い人は正期産、37週までずっと入院となるそうです。
私はフリーランスなので、産休が無い。つまり、出産のために数ヶ月は無収入状態になるうえ、
今回のように、その前から入院してしまうと、無収入の期間が長くなる+入院費用のダブルパンチ汗。
結果的に、幸い10日くらいで退院でき自宅安静となったのですが、
退院の直前まで、いつ退院できるか分からない状態が続いたので、
医療保険に入っておけば良かったなぁと後悔しました。
しかも!
産後も出血がひどいなどで、長期入院することがあるそうで、
命がけの出産だからこそ、万全の備えが必要だったなと。
恥ずかしながら、仕事に追われているという言い訳をして、妊娠出産についての情報収集を怠っていました。
反省の気持ちで、安静生活中、時間がたっぷりあったので、いろいろ調べてみました。
すると、
私のような切迫早産になったあとや妊娠後期でも入れる保険や、
妊娠前だったら、普通分娩の入院でも入院費が出る保険もありました‥
今や5人に1人が帝王切開による出産となる時代。
帝王切開後は、数年間は保険に入ることができなかったり、部位不担保になったりしてしまうそうです。
そう考えると、保険を見直すタイミングは妊娠を希望した時だなとも思いました。
友人が癌になった時、
「保険に入ってて本当によかった。
差額ベッド代など想像以上に入院はお金がかかるんだよ。」と
話していたことを思い出しました。
もし、今、妊娠を希望している方は、ぜひ一度、保険の見直しを…
痛々しい写真でごめんなさい。
切迫早産治療の薬、ウテメリンを点滴で投与すると、血管が壊れやすくなるようで…
長期入院の方はどれほど辛いか…
様々な病気で治療中の方に思いを馳せながら過ごしていました。
お見舞い申し上げます。