Column 防災

九州北部豪雨

2017年7月24日

週末を利用して、九州北部豪雨で被災した、福岡県東峰村で

ボランティア活動に参加してきました。

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なるべく被災している地域を避けて向かったので、交通渋滞にあうこともなく、

ボランティアセンターも受け入れ体制が整っていたので、

ほとんど待たずに現場に入ることができました。

私たちのグループが担当させて頂いたのは、

ご高齢の女性が一人で暮らしているお宅の周りの泥出し。

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(近くの砂防ダム。流木が今にも溢れそうに見えました。)

お宅の方曰く、砂防ダムが決壊しなかったので、このお宅は床下浸水でとどまったそうですが、

家の周りは泥が20センチくらい積もっていました。

しかも、ぐちょぐちょ…

2週間以上経っているのに、水分を含んでいて、ずっしり重く、

それを、ひとかきひとかき、手作業でかき出すしかありません。

私たちボランティアと週末手伝いに来られていたご家族の皆さん、

合わせて15人くらいで、4時間作業して、やっと、元の地面が見えるようになりました。

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(撤去した泥)

一軒のお庭の泥出しにこれだけ時間がかかるのだから、

いくら人手があっても足りないなと感じました。

このお宅のご高齢の女性も、汗だくになって一緒に作業されていて、

「暑いですから、無理しないように休んでくださいね」

と声をかけさせて頂いたのですが、

最後の最後まで

泥だらけになったスコップや一輪車を洗うところまで

一緒に作業をしてくださいました。

できる範囲で少しずつ片付けしていたけれど、なかなか綺麗にならなくて…と、話されてました。

この猛暑の中で、毎日毎日泥との闘いですから、体に相当こたえていると思います。

このお宅の周辺はボランティアが入って、片付けが行われていましたが、

まだまだこれから、というところが至る所に見られました。

東峰村の宝珠山ボランティアセンターは、お盆までには綺麗にしたいとニーズの聞き取り、

マッチングをしているそうですが、募集人数よりも参加人数が少ないそうです。

担当させて頂いたお宅は、中高生のお孫さんたちもお手伝いに来られていましたが、

夏休み、多くの方の手で、1日も早く復旧できるよう願っています。

東峰村

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(筑前岩屋駅周辺。流木の大きさを体感…これが大量にものすごいスピードで

流れてきたわけですから本当に恐ろしいです。)

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(山が上から切られたように、至る所で崩れてました)

東峰村の山あいは、植林された杉の人工林が多く、根が浅く、大量の雨が降ると地表面の地層と共に木々が崩れ落ちる「表層崩壊」が発生しやすいそう。

今回、直径50センチを超える立派な大木が流木となり積み重なっている光景に驚きましたが、
かつて林業が盛んだった地域で木の管理が行き届かなくなり、木がそのまま山に放置されているとのことも被害を大きくした要因の一つと伺い、
地球温暖化の進行に伴って、各地で気象災害が多発するようになっているわけで、防災という観点からも林業、森林整備を考えていかなくてはならないと感じました。

この週末は、秋田でも豪雨災害が起きてしまいました。

これから台風の季節…

これ以上、災害が起きないことを祈ります。

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