NATSUMI OKUMURA

奥村奈津美

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TBSラジオ 大島由香里 BRAND-NEW MORNINGにて、鳥取・島根の震度5強地震を受けて「今、私たちがすべきこと」について解説しました(2025年1月7日)

By Published On: 2026年1月7日Categories: メディア出演・掲載0.2 min read

鳥取・島根の震度5強地震を受け、
TBSラジオ「大島由香里 BRAND-NEW MORNING」にて、今、私たちがすべきことについてお話ししました。

以下のリンクからしばらく聞けますので、
よろしければご視聴ください。


▼聞き逃しはこちら(放送日より1週間程度聞くことができます)
https://radiko.jp/share/?t=20260107060751&sid=TBS


地震発生後に私たちがすべきこと

Q 緊急地震速報が鳴った時の対応

*あの音にびっくりして、昨日も転倒された方がいました。
落ち着いて行動してほしいです。

緊急地震速報が鳴ったらスマホを見てしまう人が多いのですが、 その時間は勿体ないので、スマホを見る前に安全な場所に移動してほしいです。

例えば、旧耐震基準など耐震基準を満たしていない家に住んでいる場合は、 家が潰れてしまう恐れもあるので、家の外に避難をしてほしいです。

目安としては1981年6月よりも前に建てられた家は大地震に耐えられません。
耐震基準を満たしている場合は、その場で、倒れてくるもの、移動してくるもの、落ちてくるものから離れて、 身の安全を確保することが大事です。

Q 揺れがおさまってからの行動は?

*まず、どのような地域に住んでいるかで行動が変わります。
裏山が崩れた、津波や土砂災害のリスクがある場所ですと、揺れがおさまる前から避難を開始しないと 命が守れない、そういう危険な想定もあります。
揺れてからでは手遅れなので、今のうちにハザードマップを見て、確認しておいてください。

また、火災が発生している場合は、初期消火と言って小さい火は自分で消します。 消火器を用意してほしいです。
目線より上、自分の背丈を超えるような火になったら 自分では消せないので、避難し、周囲に「火事だ」と伝えてください。

Q 避難する際の注意点

*余裕がある場合は、 戸締り、電気のブレーカーや、ガス、水道の元栓などは閉めてから避難をお願いしたいですが、
・耐震性を満たしていない家の場合
・土砂災害・津波などのリスクがある場合
・火災が発生している場合は、
それよりも早く逃げて、命を守ることを優先してほしいです。

地震による火災の半分ほどが「電気」が原因の火災です。
「感震ブレーカー」の設置をお願いしたいです。(揺れを感知すると、ブレーカーを切ってくれます)
留守中に地震が起きることがあるので設置してほしいです。

Q「非常持ち出し袋」最低限、どのようなものを入れておけば良い?

*一番入れてほしいのは「体の一部になるもの」です。
メガネ、補聴器、入れ歯、お薬、お薬手帳など、 ないと命がつなげなくなるものです。
支援物資ではなかなか届きません。

アレルギーのある方もアレルギー対応食、 ミルク育児している場合は、ミルクセット、 オムツやお尻拭きなど、普段使っているものは持ち出してほしいです。

でも一番大事なのは「走って逃げられる重さ」に留めることです。
ぱっと持ち出せるように玄関などに置いてほしいです。

Q 避難する際の服装で気を付けることはありますか?

防災リュックなど「何を持ち出すか?」に意識が向きがちですが、 実はどんな格好で避難するかが大事です。

夜だったらヘッドライト、雨だったらレインウエア、寒かったら防寒着です。

濡れてしまうと低体温症になるリスクも上がります。
また、小さなお子さんと避難する場合、靴を履かせるというのも忘れてしまいがちです。

Q ご家族と一緒ではない時に災害が発生した場合に備えて、災害時の連絡手段は?

*携帯電話が使えなくなった時に備えて、 災害用伝言ダイヤル「171」の練習をしてください!
公衆電話などからでも連絡が取れるようになります。

登録する電話番号を決めておきます。
1月15日から21日に体験利用できます。

Q。避難所での注意点は?

*我慢しないでください。
特別な配慮が必要な方、体調が悪くなる方もいると思います。
医療機関も逼迫しているので、出来るだけ早くSOSを出してほしいです。

災害関連死を防ぐためにも「我慢しない」というのを伝えたいです。
また、避難所は誰かが運営するものではなく、地域住民みんなで協力して運営するものです。
特に発災直後は行政、公的な支援も行き届かないので、 力を合わせて助け合うことが大事です。

Q。避難生活での注意点

*長時間同じ姿勢でいると血流が悪くなって、足にできた血栓(血の塊)が肺に流れていって肺動脈を詰まらせる、 エコノミークラス症候群を防ぐためにも体を動かしたり、こまめな水分補給をしてほしいです。

また、トイレなども我慢しないでください。
避難所でじっとしていたり、横になっていると、 体の機能が低下して、高齢になると介護度が上がってしまいます。
積極的に体を動かしてほしいです。

Q。冬場の地震の注意点

*温かい格好で避難してください。
ダウンジャケットやコートを重ね着します。
ホッカイロなどを持っていきます。
避難所でも在宅避難でも電気やガスを使わない暖房器具を用意しておきます。
火の取り扱いに注意してほしいです。

Q。「今、家庭で出来ること」とは?

*家具・家電を固定してください!
腰よりも高い家具、冷蔵庫、電子レンジなど飛んできます。
余震も続きます。その度に倒れてしまっては部屋の中にいられません。
すでに倒れてしまった場合は、倒しておく、もしくは倒れても危険な場所に移動します。

*これがあれば絶対大丈夫というものはありません。
ただ、災害というのは日常の延長にありますので、 普段使っているものが災害時も必要になります。
先ほどの体の一部になるものは、携帯するように心がけています。

何も特別なものではなく普段使っているものを多めに用意してストックする習慣を心がけてほしいです。
ガソリンは半分になったら満タンにします。

よく食べるものはプラ1備蓄、1つ多く買います。
普段使わないもので必要になるのは災害用トイレです。
これは各家庭で1週間分用意してほしいです。

水道水の水源が濁って、断水している地域があるので、水なども多めに備蓄します。

お仕事のご依頼について

防災分野では「誰一人残さない防災」をミッションとし、主に「おうち防災」をテーマとする「備え」に関する専門家、また環境省アンバサダーとして、
講師業・執筆業・コンサルティング業に関する請負やメディア出演などを承っております。

アナウンス業や司会業においても、企画や目的を深く理解した上で、お客様が本当に達成したいことを踏まえた上でのご提案も行っていきたいと思います。

ご要望に応えるよう努めて参りますので、お気軽にお問い合わせください。

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