
NATSUMI OKUMURA
奥村奈津美
【出演報告】TBSラジオ「荻上チキ・Session」にて北海道・三陸沖後発地震注意情報について解説しました(2025年12月9日)
TBSラジオ「荻上チキ・Session」にて
昨日(2025年12月9日)午後11時15分頃に青森県東方沖で地震発生したこともあり出演しました。
【北海道・三陸沖後発地震注意情報】は、
北海道、三陸沖で想定されている巨大地震に備えるための仕組みとして 2022年に運用が始まったものです。
今回、運用開始以来初めて発表されました。
■ どんなときに発表されるの?
北海道から岩手県にかけての沖合にある「千島海溝」と「日本海溝」、 それにその周辺でマグニチュード7クラスの地震が起きた場合、気象庁から発表されます。
昨日(2025年12月9日)午後11時15分頃に青森県東方沖で地震発生。
最大震度6強 マグニチュード7.4(速報値)
今回の地震の発生により、巨大地震が発生する可能性がふだんと比べて高まっているとして出されました。
【対象地域は】
対象となるのは、3メートル以上の津波や震度6弱以上の揺れなどが想定されている、 太平洋側を中心とした北海道と青森県、岩手県と宮城県、福島県、それに茨城県と千葉県の あわせて182の市町村です。
今後、もし大規模地震が発生すると、 巨大な津波が到達したり、強い揺れとなる可能性があります。
【過去の災害】
- 2011年3月11日の2日前に三陸沖においてMw7.3の地震が発生した。
(その2日後にMw9.0の巨大地震(東北地方 太平洋沖地震)が発生) - 1963年に択捉島南東沖においてMw7.0の地震 が発生した。
(18時間後にMw8.5の地震が発生)
この情報が出たから必ず巨大地震が起きるわけではありません。
また、事前の避難は求めるものでもありませんが、
今後1週間はすぐに逃げられるように、準備することなどを求めています。
※ 南海トラフ地震臨時情報の時にも言及されましたが この1週間というのは、特に科学的な根拠があるわけではなく 人間の限界ということで、目安として設けられています。
■この1週間、注意する点は何でしょうか?
①特に沿岸地域では、 揺れを感じたり津波警報が発表されたら、直ちに避難できるように準備
- すぐに逃げられるように家具の固定、避難経路の確認。
昨夜の(2025年12月9日)地震で落ちたり倒れたりしたものは、固定しなければまた倒れるため
耐震基準を満たしていない家の場合は2階に寝ていただいた方が安全です。 - 避難しやすい格好で寝る、下着を身につける、低体温症の恐れが怖いため 防寒着を枕元に置いておく。
枕の下にヘッドライトを置いておく。(枕元に置いたものが地震で、飛んだ際に探すため) - ≪持ち出すものの準備≫身体の一部になるもの(薬、医療機器、眼鏡、入れ歯、補聴器)、マイナンバーカードなどの貴重品
②日頃からの地震への備えの再確認!
例えば…
- スマホの充電やモバイルバッテリーの準備
- ガソリンを半分になったら満タンにしておく
- 災害用トイレ、水、カセットコンロ・ボンベのチェック ・家族で話し合っておく
Q:冬の防災で注意する点も教えてください。
低体温症と火災です。
まず低体温症
■ もし大地震が発生したら
- この震源域でM9クラスの巨大地震が発生した場合、最悪のケース冬の深夜
- 約19万9千人の死者の発生が想定
- その多くが津波により亡くなる。
- 津波から逃れた後、寒冷状況に長時間さらされることによる、低体温症による死亡リスクの高まり
- 事前の備え(避難意識の改善や防寒備品の準備など)で被害を約8割低減
※冬の深夜に日本海沿いの三陸・日高沖でM9.1の地識が発生。(住民の避難を減が低い場合)
また ストーブなど火のもとになるものが冬場は多いので 取り扱いに注意が必要です。
また消火器の準備もお願いします。
▼聞き逃しはここからです
»TBSラジオ 荻上チキ・Session (1)
北海道・三陸沖後発地震注意情報について
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