NATSUMI OKUMURA

奥村奈津美

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【登壇報告】立教女学院高等学校にて防災授業を担当させていただきました(2024年6月6日)

By Published On: 2024年6月6日Categories: 防災講演・登壇0.1 min read

今年度、母校で立教女学院高等学校にて防災授業を担当させて頂いております。

この日は、高校2年生に向けて
「地震!徹底攻略講座」というタイトルでお話させて頂きました。

四半世紀前の自分の高校時代の写真もお見せしながら

  • 立教女学院で学んだことがどのように今に生きているか?
  • 能登半島地震から考える地震対策、帰宅困難者対策など

お伝えさせて頂きました。

参加者の声

参加者の方々から大変温かいご感想を頂きました。
一部許可を頂きましたのでご紹介させてください。

直接被災地で復興支援のボランティア活動をされていたり、東日本大震災を仙台で経験された方にお話を聞く機会を頂けたことがとても有難いと思った。能登の地震では現在も復興していない事がわかる4月末の映像を見たときに、話を聞いていた他の友達がえー!まだこんな状態なんだ。と言っていたことが印象に残っている。父が仕事で被災地に実際に足を運び、被害の状況や現地の方のお話を聞いており、その話を聞いていたので自分は復興していないことに驚きを感じなかったが、ただニュースを見ているだけだと実際の被災地の状況が全くわからないのだということがわかった。時間が経つにつれてニュースでも取り上げる時間が減るが、それでも現地の方々の震災は全く終わっていないので、知る努力をすることで自分には何ができるのか常に考えることが大切だと感じた。また、自分は大丈夫だという意識を無意識のうちに人間は持ってしまうということが心に残っている。私はまだ生きているうちに大震災を経験したことがないため、自分には起きないんじゃないかという意識を無意識のうちにもっていると感じたので、自分事として考えることを意識していきたい。

東京で起きうると言われている地震について、自分事として考えられていると思っていましたが、避難所のリアルな様子や、実際の東日本大震災や能登半島沖地震の様子を見て、まだまだ自覚が足りていなかったなと感じました。特に避難所のお話は印象に残っていて、避難所🟰安全な場所だとだけ思っていましたが、他人と生活を共有する、様々な困難がある中で大勢と何ヶ月も過ごすという事がこれほど大変で厳しいものなのかと衝撃をうけました。自分に何ができるのか、体験してから慌てなくて済むように、今から自分事にしていく意識を持ちたいと思います。

私は、今回教えていただいた、地震が起きてからは何も出来ないけれど起きる前にはできることが沢山あるということがとても頭に残りました。台風とか豪雨とかの場合、数日前には予報が分かり、なにか起きた時ように、と準備をすることは多々ありますが、地震はいつ起きるか本当に分からず、十分な対策が出来てなかったように思います。実際に起きたらどうなるのか、どういうことを考えながら今からなるべく被害を減らすために、自分を守るためにできることをやっていきたいです。

避難所での写真や、避難所で奥村さんが見てきたものの話が一番心に残りました。
避難所の貯蓄は来るのか、足りるかどうかは災害が起こってからじゃないとわからない上に、想像以上に衛生状態は悪くなると今回知って事前の自分での準備の大切さがよくわかりました。また、市販の避難バッグを買ったから大丈夫と思って暮らしていましたが、本当に家族4人で避難するのに不足はないか再確認するきっかけになりましたし、スマホのバッテリーがぎりぎりの状態で生活するのもいざというとき困るのでやめようと思いました。

実際に現場に入ったり、自身も被害が大きかった場所にいて経験したことをお話ししてくださったので、被害を受ける最中だけでなく、その後の復興や避難場所での苦労についても画像などを通して感じることができた。また起きてからでは何もできないが、起きる前ならできることは無限にあるという言葉が印象に残った。これが起こったらこれをする、どう逃げる、どう連絡するかなど、今一度確認をして考えなければならないと思った。また、自分だけでなく自分が連絡を取りたい人にも同じように対処できるようにしてもらわなければならないと思った。

今回、自分の住んでいる地域のハザードマップを調べてみて、近くに3m以上浸水するエリアがあっあり、自分の家が土砂災害警戒区域内だったなど、初めて知ったことが沢山あり、事前に知っておくこと、準備しておくことの大切さを感じました。特に、東日本大震災をアナウンサーとして現地で体験した奥村さんのお話はとても力強かったです。また、今回改めて石川県の現状をニュースで見てみて、発生からまもなく半年を迎えようとしていますが、完全な復興まではまだまだ長い道のりであると感じたと同時に、同い年の子が避難所で率先して働いて居る姿を見て、もしこの状況になった時に自分も地元の人たちと協力して、避難所を少しでもみんなが過ごしやすいような環境にしていきたいと感じました。

震災時の映像をや写真を見て恐怖を感じた。ほんの1秒が生死を分けるような世界なんだと気づかされた。奥村さんがテレビなどが倒れないように頑丈に対策されているの見て、うちの対策は不十分なのだと思わされ、早急に対策を考えてなければいけないと感じた。パーソナライズ防災診断もやってみて、うちは在宅避難を基本とするように結果が出た。またカイロなど暖かいものや甘いものの準備を提案をされてなるほどなと思った。

実際に東日本大地震を経験した奥村さんのお話を聞いて、防災については知識を身につけるだけでなく、地域の状況を調べて自宅避難かどこかの避難所に逃げるのが良いのか、土砂災害や津波の危険性がどの程度なのか、など自分自身で調べて考えて防災グッズを用意したり、避難経路を確認したりと災害が起きる前に実践することが重要とわかった。また、最後におっしゃっていたように自分だけでなく家族などの周りの人にも共有することで今回のお話をしっかり覚えておきたいと思った。

たくさんのお声をいただき、そして防災について考えていただきとても励みになります。

お仕事のご依頼について

防災分野では「誰一人残さない防災」をミッションとし、主に「おうち防災」をテーマとする「備え」に関する専門家、また環境省アンバサダーとして、
講師業・執筆業・コンサルティング業に関する請負やメディア出演などを承っております。

アナウンス業や司会業においても、企画や目的を深く理解した上で、お客様が本当に達成したいことを踏まえた上でのご提案も行っていきたいと思います。

ご要望に応えるよう努めて参りますので、お気軽にお問い合わせください。

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