Column 防災

令和元年房総半島台風から半年〜千葉県南房総市取材報告〜

2020年3月26日

去年9月の台風15号。
千葉県内で大規模停電が発生し、長期間にわたって停電や断水、通信障害などライフラインに影響が出ました。
千葉県市原市のゴルフ練習場のポールが倒壊して民家に被害が出たことが繰り返し報道された、あの台風です。

あれから半年。
房総半島の南端に位置する南房総市を訪れました。
市内で被害が大きかった富浦地区は、多くの家の屋根に、まだブルーシートがはられていました。
直後と比べると3割ほど復旧作業は進んだということでしたが、まだまだ復旧作業が続いている状態。
訪れた日も、損壊した家屋の解体や屋根の修復をする業者の姿がありました。

市の担当者がドローンで撮影してくれました。

南房総市では、これまで屋根が飛ぶような台風被害はなかったそうです。

また、台風15号、19号合わせて、6000世帯を超える家屋が被害にあい、
しかも、7つの町村が合併してできた広い市の至る所で被害があり、
限られた業者でそれを全て復旧するには時間がかかるとのこと。

富浦地区に到着するまでの道中、車窓からもブルーシートをはった家が多く見られました。

9月9日に午前5時に千葉市付近に上陸した台風15号。

南房総市では、台風が上陸する前日の午後3時に「避難準備・高齢者等避難開始」を出し、早めの避難を呼びかけました。

そのため、要配慮者の方々も家族などのサポートで広域避難所(一時避難所)に避難することができました。

南房総市では、国のガイドライン通り、一般の避難所で過ごすことが難しい方がいたら保健師が紙に書いて市に連絡、それを受けて、福祉施設へ福祉避難所の開設要請をするという流れになっているそうです。

ですが、開設の要請をしようと思った時は夜中で、その時は停電も発生していて、連絡すらできない状態だったそうです。

そういった中でどのように要配慮者の方たちの命を守ったのか?
南房総市の取り組みを取材しました。

3月25日放送の「荻上チキ・Session-22」にて取材報告しました。
ぜひお聞きください。

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