3.11 東日本大震災 Column フクシマ

福島第一原発20キロ圏内ツアー④浪江町ⅲ

2015年11月24日

浪江町の商店街に入りました。

といっても、もちろん、人はいません。

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人の気配が全くないというのは、想像以上に異様でした。
鎮まり返っていて、空気の流れまで止まっているように感じました。

八百屋、肉屋、喫茶店…

訪れたのは祝日の午後。

夕飯の食材を買い出ししている家族がいたり、近所の方と立ち話している方がいたり…

本来なら、日本中どこにでもあるような商店街の日常が、そこにはありませんでした。

誰も暮らしていない街。

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ここは日本です。

同じ日本の中に、このような場所ができてしまったことへの、恐ろしさを感じます。

 

商店街を進むと、新聞屋さんがありました。

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テレビで何度か見たことがありましたが、今も12日の新聞が積まれたまま置いてありました。

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浪江駅

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駅前ロータリーには、マイクロバスが停まっていました。

しかも、ロータリーのど真ん中に。

ガイドのNさん曰く、あの日、停めたままの状態だそうです。

余程、急いで止めたのでしょうか・・・?

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駅前の商店は、地震のせいでしょうか?傾いて今にも壊れそうな家々が。

その前には規制線が貼られていました。

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ここで生活していた人たちは、今、どこでどんな生活を送っているのでしょうか?

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警察官が雨のなか立っていました。ご苦労さまです。

 

ここ浪江町には、

東日本大震災発生当時、およそ2万人がいましたが、

全町民が避難を余儀なくされました。

そして、現在も、この町に住むことはできません。

 

浪江町のHPに掲載された、住民アンケートを見ると…

この浪江町に戻りたいと思っている人 17.8%

まだ判断がつかない人 31.5%

戻らないと決めている人 48.0%

無回答 2.7%

2015年9月に実施した住民意向調査より

 

浪江町のおよそ3分の2は、帰還困難区域に指定されています。

そして、浪江町には、原子力発電所はありません。

 

 

 

 

では、福島第一原発のある自治体に入ります。

福島第一原発20キロ圏内ツアー⑤双葉町

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